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4.22023
Cooler Master MasterBox TD500レビュー!冷却性能抜群のPCケースだ

※2023年4月に更新しました。
自作パソコンの醍醐味は
カッコイイPCケースを選べること!

自作パソコンの一番魅力的なポイントはズバリ「好きな見た目」のパソコンに仕上げれることですよね!
ボクもカッコイイPCケースにしたくて自作パソコンを作ることを決意しました。
そしてPCケースの種類の多さにまず驚きましたよ。
自作PCケース人気ジャンル
✅冷却効果抜群のメッシュケース
✅ガラスケースで中が見えるLEDライトピカピカのケース
✅デザイン重視 オープンフレーム型ケース
✅動作音がほとんどしない防音加工ケース
自作パソコン用のPCケースはホントに種類が豊富で選びきれません。
色んなPCケースがあってビックリです
見た目のデザインだけでなく、大きさや色などなど。
悩みに悩んで決めたのがCooler Master MasterBox TD500 Mesh Whiteです。
これから作る自作パソコンのケースがやってきました😊
Cooler Master MasterBox TD500 Mesh Whiteです。選んだポイント
✅ホワイトなら撮影で照明要らない(かも)
✅ATX仕様(ミドルタワーサイズ)
✅SSDの位置が気に入った懸念点は音漏れがありそう。
なのでCPUクーラーは水冷にしましたよ☺️ pic.twitter.com/vlpuIe6lCE
— おーとふぉーかす@ブログと動画編集でメシを食う (@sonycameralove) December 26, 2020
結論から先に言うと、予想通りカッコよさと利便性を兼ね備えた素晴らしいPCケースで大満足です!
毎日パソコンを見て惚れ惚れするようになるとは思ってもいませんでした。
だけどPCケース選びは本当に難しいです。
ここではCooler Master MasterBox TD500実際に使ってみた感想と、買ってみて発見した良い点・悪い点を解説します。
また、これから初めてPCケースを買う方のために、PCケースを購入するときに注意したいポイントも詳しく解説します。
PCケース選びで失敗しないようぜひ読んで参考にしてみてください。
それではいってみましょー!
この動画では自作パソコンを組みたい動画編集者の方向けにパーツ選びについて詳しく解説しました。
組み立て方については「自作パソコンの組み立ての流れを動画編集者さん向けに解説」で解説したので合わせてご視聴ください。
目次
Cooler Master MasterBox TD500 を購入した理由
Cooler Master MasterBox TD500を購入した理由は3つあります。
選んだポイント
1.ホワイトのPCケース
2.保存用SSD・HDDが4つ以上搭載できる
3.冷却性能つよつよ
今回組み立てた自作パソコンのスペックは以下の通りです。

おーとふぉーかす自作パソコン2021年版
CPU:AMD Ryzen 9 3900X
CPUクーラー:Thermaltake TH360 ARGB Sync Snow Edition
マザーボード:ASRock X570 Steel legend
メモリ:32GB PC4-28800 G.Skill
グラフィックス:GIGABYTE GeForce RTX 3070 OCモデル
M.2 SSD:SAMSUNG 980 PRO
HDD:Seagate IronWolf 6Gb/s 7200rpm 6TB
294,998円(税込・2021年1月時点)

Cooler Master MasterBox TD500 Mesh White
4K120Pの動画編集ができるように、とにかくハイスペックなパーツでパソコンを組みたいと考えました。
大容量の保存ディスクも必要で、CPUもハイエンドを選びたい。
また、ブログ用の写真を撮るなら白色のケースを選ぶと照明なしでもキレイに撮れると考えたのです。
グラフィックカードはGeForce RTX 3070を選んだので、PCケースはATX用サイズに決定。
冷却性能を考えるとメッシュケースの方が良さげに思えました。
白のPCケースって意外と種類が豊富でしたが、以上の用途を満たすケースは4つ程度に絞られました。
その中からお値段安くて、見た目がカッコイイPCケースがCooler Master MasterBox TD500でしたよ。
Cooler Master MasterBox TD500と迷ったパソコンケース
Cooler Master MasterBox TD500とよく似たPCケース(悩んだPCケース)を以下に紹介します。
Cooler Master MasterBox TD500 | 1.5万円 |
Fractal Design Define 7 Compact White | 2~2.5万円 |
Thermaltake VIEW 51 TG ARGB Snow Edition | 2.5~3.1万円 |
Corsair Carbide 275R Tempered Glass -White- | 0.9~1万円 |
※値段は価格コムで調べています(2023年1月時点)
どのPCケースもカッコよくて悩みました。
ここで挙げた全てのPCケースは右パネルに強化ガラスが採用されています。
Thermaltake VIEW 51 TG ARGB Snow Edition以外は店舗で製品を確認しました。

Cooler Master MasterBox TD500

Fractal Design Define 7 Compact White
中でもFractal Design(フラクタルデザイン)のDefine 7は店員さんのオススメで、静音性に優れたPCケースだそうです。
最終的にこの二つに絞って、スペックを比較してみました。
PCケース性能比較
Cooler Master MasterBox TD500 | Fractal Design Define 7 Compact White |
メッシュ仕様 | 防音素材装備 |
3ファン標準装備 | 2ファン標準装備 |
内部ストレージ 2.5インチSSD 最大4基 2.5″/3.5″共用ドライブベイ 2基 |
内部ストレージ 2.5インチSSD 最大4基 2.5″/3.5″共用ドライブベイ 2基 |
端子 USB 3.2 Gen1 ×2 オーディオ出入力各1 |
端子 USB 3.1 Gen 2 Type-C ×1 USB 3.0 ×2 USB 2.0 ×2 オーディオ出入力各1 |
手回しネジ | 手回しネジ(電源固定用) |
重量:6.95kg | 重量:8.61kg |
ストレージの最大搭載量はどちらも同じです。
両者の大きな違いはまずCooler Master MasterBox TD500がメッシュ仕様で冷却性能に期待できる点で、Fractal Design Define 7のほうは防音仕様なので音漏れを防げる点です。
また、本体重量はCooler Master MasterBox TD500のほうがメッシュ仕様なので軽量になっています。
一方でFractal Design Define 7はUSB Type-C端子をフロントに装備しているのは大きなメリットです。
USB Type-C端子では最大10Gbpsのデータ転送とUSB充電にも対応しています。
利便性と静音性に優れたFractal Design Define 7にも心惹かれましたが、最終的に冷却性能の良さと本体の軽さでCooler Master MasterBox TD500を選びました。
結局こっちも買いました!Define 7✅関連情報:PCケース Define 7 Compact の静かさは本物か?検証してみたよ
Cooler Master MasterBox TD500を使ってみた感想

左:マウスコンピューター DAIV 右:Cooler Master MasterBox TD500
Cooler Master MasterBox TD500 Mesh Whiteが届いたときの第一印象は
「フロントの形がカッコイイ!」です。
そして想像以上に軽くてサイズが小さいと感じました。
Cooler Master MasterBox TD500はATX、microATX、Mini-ITXマザーボードに対応し、一部制限付きでE-ATXにも対応できるようです。
私はASRockのSteel Legend X570を使うのでCooler Master MasterBox TD500はちょうど良いサイズです。

Cooler Master MasterBox TD500 Mesh Whiteの右サイドガラスパネル着脱
Cooler Master MasterBox TD500 Mesh Whiteは右サイドが全面強化ガラスで内部が透けて見えます。
電源ユニットが覆われるようなデザインになっていて、底面に2.5インチのSSDが二枚装着できるようになっています。
ケース前面には3基のアドレサブルRGBファンが装備されており、フロントのメッシュカバーを透してキラキラ光るのが確認できるようになっています。

Cooler Master MasterBox TD500 Mesh Whiteの左サイドパネルを外した状態
左側面のアクリルパネルを外すと2基の3.5インチベイにアクセスできるようになっています。
電源ユニットもこちら側から組み込むようになっています。
貼り付けるようにしてSATAⅢ SSDを2枚装着できるようになっています。
フロントのRGBファンに電力を供給するためのケーブルも束になって括られています。

Cooler Master MasterBox TD500 Mesh Whiteのフロントインターフェース
フロントパネルに備わるのはメインの電源スイッチとUSB 3.0端子・オーディオジャックとマイクジャックと更新ボタンです。
5.25インチのディスクドライブベイは備わっておりません。

Cooler Master MasterBox TD500 Mesh Whiteのトップパネル
トップパネルは全面メッシュで最大3基の120㎜ファンを並べて取り付けることができます。
黒のナイロン製メッシュシートがケースの上に敷かれており、ホコリを防ぎます。取り外しも簡単。
欲を言えばメッシュシートは白にしてほしかった。

Cooler Master MasterBox TD500 Mesh Whiteの底面
底面には電源ユニット用の通気口もあります。
電源ユニットのファンが下になるように装着しました。
トップパネルと同じくメッシュのシートが取り付けられており簡単に着脱可能です。
ホコリがたまったらメッシュシートを取り外して掃除機でホコリを吸い込んであげればOK!

Cooler Master MasterBox TD500は工具なしでサイドパネル着脱可能
Cooler Master MasterBox TD500のネジはドライバーなしでも締められる形状になっているのも嬉しいポイントです。
Cooler Master MasterBox TD500の長所・短所

Cooler Master MasterBox TD500でパソコンを組み立てた状態
Cooler Master MasterBox TD500でパソコンを組み立ててみて分かった、このPCケースの長所と短所を解説します。
今回メッシュケースの弱点である音漏れを減らすために、簡易水冷ユニットのThermaltake TH360 ARGBを採用しました。
空冷のCPUクーラーよりも静音性に優れており、ラジエーターファンと水冷ヘッダーに備わったLEDライトがキラキラ光ります。
Cooler Master MasterBox TD500のガラスパネルの魅力を引き出すのに、RGB LEDライト装備のCPUクーラーが最適だと思ったのですが、取り付けには苦労しました。

Cooler Master MasterBox TD500のCPU周辺
Cooler Master MasterBox TD500の公式サイト ではトップとフロントに360mm水冷ラジエーターが取り付けられると明記されています。
なので水冷クーラーはPCケースのトップに取り付けて、フロントに標準装備のRGBファンでピカピカに光らせようと企てていました。
ところがいざ組み立ててみると、マザーボードとトップパネルの間にスペースがなくて水冷ラジエーターを取り付けることができません。

ケース前側に付けたThermaltake TH360 ARGB Sync Snow Edition
このため水冷ラジエーターとRGBファンはケースのフロント側に取り付けることにしました。
水冷ポンプが硬くて取り回しに苦労しましたが、なんとかケースフロント部にラジエーターとファンを取り付けることが出来ました。
水冷クーラーのレビュー記事

Cooler Master MasterBox TD500 標準ファンを取り外した状態
Cooler Master MasterBox TD500の標準ファンがあるとラジエーターを取り付けられないので全て取り外しています。
これでラジエーターがむき出しになって、内側のファンで外気をパソコン内部に取り込みます。

Cooler Master MasterBox TD500のリア・トップにファンを付け替え
ドスパラのショップ店員さんに相談したところ、吸気と排気の力は等しくなるようパソコンを組んだ方が良いと教えてもらいました。
取り外したPCケースのフロントファンはトップパネルとリアパネルに取り付けています。

GIGABYTE GV-N3070GAMING OC-8GD GeForce RTX 3070
GeForce RTX 3070のファンもかなり強力に冷えるので、パソコンケースのガラスパネルを外して起動しているとメチャクチャ冷えて寒いぐらいです。

2時間ほど動画編集に使った後のCPU温度 写真拡大
年末年始にパソコンを組んだのですが、2時間ぐらい動画編集で運用してもCPUの温度は低温のままです。
元々CPU性能が高く温度上昇が穏やかなRyzen 9 3900Xなので、冬は冷え冷えになりそうです(笑)
Cooler Masterは名前通りの冷却性能を持っていますよ!
心配していたファンの動作音ですが、水冷クーラーを採用したことであまり気になることはありません。
パーツを全部組み込んで完成したパソコンの重量は13.7kgになります。
自室に据え置くデスクトップPCであっても、重くなりすぎるのはちょっとイヤな方はメッシュケースのCooler Master MasterBoxおすすめですね。
Cooler Master MasterBox TD500の長所・短所をまとめます。
長所・短所✅マザーボードとトップパネルの間のスペースがちょっと狭い
✅抜群の冷却性能
✅メッシュケースなので軽い!
Cooler Master MasterBox TD500を購入する際の注意点
Cooler Master MasterBox TD500で水冷クーラーをトップに取り付けたい方は、ラジエーターとファンの厚さを必ず確認したほうがイイです。
PCケースのフロントファンを外に向けて光らせたい方はCPUクーラーは空冷を選んだほうが良いかもしれません。
おすすめ記事✅自作パソコン初心者向け PCケース5選と選び方を徹底解説
特に欠点も見つからず、使ってみて大満足です。
側面のパネルも工具ナシで締めることができるネジを使っており、カスタマイズを頻繁に行う方にとっては便利でしょう。
強化ガラスの透明度も高くてRGBライトをピカピカ光らせたい方には最高です。
Cooler Master MasterBox TD500はこんな方にオススメ
Cooler Master MasterBox TD500はパソコンをライトアップさせて運用したい方には最高です。
冷却効果も高いので、長時間負荷をかける動画編集のようなパソコン作業を行う方にはとても役に立つはずです。
立体的なラインのデザインと強化ガラスパネルは、パソコンの見た目を重視するクリエイターやゲームユーザーに最高の選択になりますよ!
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