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Aputure AL-MC RGBライト レビューとアプリの使い方解説

※2023年7月に更新しました。

Aputure AL-MCもう買いました?
メチャ便利ですよ!

前から欲しいと思っていたAputure AL-MC LEDライトをついに購入しました!

ポケットサイズの撮影用LEDライトです。


まだ完全に使いこなせてはいませんが、アプリによる運用で撮影仕事を一件こなしてみました。

結論から先に言うと、「なんでもっと早く買わなかったんだろう」と少し後悔してしまうほど素晴らしい撮影用ライトです。

ここではAputure AL-MC LEDライトを私が購入した理由や

このレビューのポイント

✅Aputure AL-MC LEDライトのメリット・デメリット

✅Aputure AL-MC LEDライトのアプリの使い方

✅Aputure AL-MC LEDライトはこんな方にオススメ!

といったテーマでレビューしていこうと思います。

Aputure AL-MC LEDライトの購入を検討している方はぜひ参考に読んでみてください!

Aputure AL-MC RGBライトを購入した理由

Aputure AL-MC RGBライト

私がこのライトを購入した一番の理由は、内蔵バッテリーでスマホのようにUSB Type-Cで充電できるパネルライトであることです。

そしてFXモードという9種類の照明効果を発揮することができるという点です。(後で詳しく解説します)

また最近のスマホのようにワイヤレス充電にも対応していて、最新技術が盛り込まれているのも購入の背中を押されたポイントです。

動画撮影メインで使うという理由もあって、YouTubeで検索すると映像クリエイターのDAIGEN TVさんの製品レビュー動画が見つかりました。

この動画を視聴したのも購入に至った大きな要因だと思います。DAIGENさんありがと~♪

動画を以下に紹介したのでぜひ視聴してみてください。

参考情報:コンパクトなのに機能満載!Aputure AL-MC RGB LED撮影ライトが凄すぎる!|DAIGEN TV

内蔵バッテリー内蔵のAputure AL-MC LEDライト

Aputure AL-MC RGBライトは名前の通りAputureというメーカーのポケットサイズのLEDライトです。

Aputureは中国の撮影機材メーカーで、照明機材を主に取り扱っている会社です。
Aputureは2005年に設立した会社で、Inter Beeといった映像系の展示会にも出展しています。

参考情報:【Inter BEE 2019】Aputureは白がキレイで色を自在に変えられるLEDライトAL-MCを展示

その理由でしょうか。

写真家さんよりもむしろ映像も写真も両方こなすハイブリッドなクリエイターから普及が広がっているというイメージがあります。

例えば写真家でユーチューバーのイルコさんもAputure AL-MC RGBライトを使っておられ、このライトを使ったモデル撮影の作例なども紹介されています。

参考情報:やっぱり、最高なライト!Aputure AL-MC RGB を使って、東京のイルミネーションで夜景ポートレート撮影!|Ilko Allexandroff

Aputure 120D Mark 2 写真はAmazonから引用

照明メーカーとしては比較的新しい会社ではありますが、Aputure 120D Mark 2 120Dという業務向けのLEDライトが人気があり、いろんなスタジオで見かけるようになっていたので認知しておりました。

そんなAputureが低価格で販売している小型のLEDライトがAputure AL-MC RGBライトです。

Aputure AL-MC RGBライトは蛍光色~暖色にホワイトバランスを調整して発光できるのはもちろんのこと、赤や緑、青の原色で発光することもできるというスグレモノのライトです。

名刺やクレジットカードの少し大きいぐらいのサイズなのにスゴイ光量!

そして裏側には磁石が付いているので、鉄板に貼り付けて使うなんてこともできるようになっています。

Aputure AL-MC RGBライトはどんなライトか

Aputure AL-MCの照明そのもののスペックは照度0.3m/1100 luxで補助的なライトという印象ですが、実際に光量を体験すると想像以上に明るいです。

そして重量約130g(ソフトボックス装着で約170g)と軽いため、念のための予備として撮影バッグに放り込んでおいても全く苦にならないのも魅力です。

Aputure AL-MC RGBライトの付属品

私はこれまで中華製の撮影ライトを幾度となく購入して、本体のチープさや壊れやすさにちょっと懲りていました。

特に独特の包装袋に包まれて届き、梱包されている箱が高確率で潰れているのがゲンナリしていた理由かもしれません。

ところがAputure AL-MC RGBライトは、キレイな化粧箱で届き、一見高級感すらあります。

これは商品到着時から期待で心が躍りました!

箱の中身はキャリングケースとソフトボックス、取り付けテープ、そして充電用のType-Cケーブルが同梱されています。

Aputure AL-MC RGBライトの主な仕様

サイズ(mm) 93 × 61 × 17
バッテリー充電時間 USB パワーデリバリーで1.5時間以内
USB DC 5V/2A で2時間以内
ワイヤレス充電で3.5時間以内
バッテリー稼働時間 最大輝度で使用:2時間
最小輝度で使用:15時間
使用最適温度 0~45℃
バッテリータイプ 3.7V 2600mAh リチウムバッテリー
CRI 96+
TLCI 97+

※付属の取扱説明書から転載

左上:OLEDモニター 左下:右側面 右上:底面 1/4カメラ固定ネジ 右下:左側面

Aputure AL-MC RGBライト本体の操作は電源のオンオフのスイッチと操作ダイヤルのみ。

上面にはOLEDモニターが備わっています。

上の写真はOLEDモニターのある方を上としています。

底面にはカメラと同じ大きさのネジ穴(1/4ネジ)があるのでライトスタンドや三脚にとりつけることもできます。

写真左上のOLEDモニターは電源スイッチを入れた初期状態です。

これはCCTモードで、通常のライトモードと考えて問題ないようです。

CCTモードではホワイトバランスと光の強さを設定できます。

Aputure AL-MC RGBライトのCCT(標準)モード

上の写真はホワイトバランスが選ばれた状態です。操作ダイヤルを回すと6500K(蛍光色)から3200K(暖色)まで調節できます。

この状態で操作ダイヤルを回すと選択が〇%のほうに変わり、0-100%の間で光の強さを調整できるようになります。

Aputure AL-MC RGBライトを長押し(左)するとモードを選べる(右)

そして操作ダイヤルを長押し(2秒)するとメニューに入ります。

メニューに入っている状態でダイヤルを回すとFX・C-FX・BT・VER・CCT・HSIの6つの項目を選択できます。

それぞれは以下の通りです。

FX Paparazzi・Fireworks・Fault Bulb・TV・Lightning・Party・Pulsing・Cop Car・Fireの9種類から選べる
点滅といった光のエフェクト効果を出すことができる。動画向け?
C-FX PP1~PP10まで選べる(用途は不明)
BT Bluetoothモード
BT ResetでYesを選んでからペアリングを行う
VER 本体のバージョンチェック
CCT 標準のライトモード・初期設定はCCT。
色温度と光の強さを設定
HSI HSIを選んでダイヤルを押すとHUE・SAT・INTを選べる
HUE:0-360°の間で色を変更できる(赤・青・黄・緑)
SAT:サチュレーション操作。0-100の間で色の濃さを調節
INT:インテンシティ操作。0-100の間で光の強度を調節

6つのモードの役割は表で解説した通りで、スマホにアプリをインストールして使うにはBTモード(Bluetoothモード)を選んでペアリングする必要があります。

やり方は後で詳しく解説しますね。

Aputure AL-MC RGBライトにソフトボックスを取り付け

Aputure AL-MC RGBライトには専用のソフトボックスが付属しています。

取り付けるとピッタリはまります。

Aputure AL-MC RGBライトにソフトボックスを取り付けた状態 上から

ライトにしっかり取り付けることができて、撮影中に外れそうな感じはありません。

付属のシリコン製ソフトボックスを取り付けるとライトがふんわり柔らかい光となります。

OLEDモニターが確認できる部分は穴が開いており、穴の四隅はカーブ状になっています。

経年劣化で亀裂が入る心配はなさそうですよ。

パソコンケースに取り付けたAputure AL-MC RGBライト

Aputure AL-MC RGBライトの裏面には磁石が備わっています。
そのため平らな鉄板に対してはガッチリくっついて離れません。

Aputure AL-MC RGBライトの長所と短所

Aputure AL-MC RGBライトでお気に入りのポイント

Aputure AL-MC RGBライトの使い方例

Aputure AL-MC RGBライトで一番気に入っている点はバッテリー内蔵でスマホのように使用できることです。

これまで使ってきた撮影用ライトはバッテリーを取り付けるものが多くて、ライト本体とバッテリーを持ち運ぶのが面倒でした。

Aputure AL-MC RGBライトはスマホの急速充電器で充電し、今のところ撮影中にバッテリーが切れるようなことはありませんでした。

最大輝度で使用しても2時間程度は持つ仕様になっているので、使用前にフル充電しておけば事足ります。

ライト本体がかなり小さいため、パソコンのカスタマイズや暗所での作業にも活躍できます。

撮影時は被写体の背後にAputure AL-MC RGBライトを設置してバックライトとして利用することで写真のクオリティアップを図れます。

Aputure AL-MC RGBライトの長所まとめ

✅内蔵バッテリーで便利。稼働時間が長い

✅軽量・コンパクトで暗所を照らすのに便利

✅人物撮影時のバックライトに最適

Aputure AL-MC RGBライトのちょっと微妙なポイント

Aputure AL-MC RGBライトをここまでベタ褒めしてきましたが、使いにくい点や期待はずれな部分ももちろんあるので紹介します。

まず取説が英語と中国語なので、100%使いこなすためには取説を和訳する必要があります。

通常この手の製品はネット検索すればPDFの説明書が見つかるため、そこからコピペしてgoogle翻訳すれば問題になりません。

ですが、Aputure AL-MC RGBライトの取説PDFをダウンロードできるサイトを見つけることが出来ませんでした。

まあ難しい英語が使われていないので読むのはそんなに困難ではありませんが、英語が苦手な方はちょっと苦労するかもしれません。

Aputure AL-MC RGBライトの背面のマグネット部分

また、背面に備わる2つの磁石は平たい鉄板にはガッチリ磁力で貼り付けることができますが、曲面には付きにくいです。

その場合は付属の両面テープを利用しますが、粘着力があまり強くないので使い捨てになりそうです。

また、Aputure AL-MC RGBライトは操作ダイヤルですべての機能を使うことが出来ません。

アプリと併用することで全機能を活用するパネルライトです。

アプリをインストールして操作するのが苦手な方は、ちょっと不満を感じるかもしれませんね。

Aputure AL-MC RGBライトの短所まとめ

✅取説が日本語対応していない

✅背面の磁石は局面の金具・鉄板には着きにくい

✅アプリを使わないと全機能使えない

Aputure AL-MC RGBライト アプリのカラーピッカー

一方でAputure AL-MC RGBライトのアプリで実行できるカラーコピーという非常に便利な機能があります。

この機能はアプリ操作のみ可能です。

また、色を自由に設定してライティングできる機能は本体操作のHSIモードでも対応できますが、アプリでやるほうがダンゼン簡単です。

「Sidus Link」という専用アプリをインストールして、スマホとライトをBluetoothで接続します。

iPhone・iPad、Androidスマホ(Androidは対応機種が限られています)によって遠隔操作ができるのも魅力です。

私が使っているXperia 1 Ⅱでは問題なくアプリをインストールできました。

古いスマホ(富士通 Arrows M03)では対応していないと表示されました。

新しいスマホなら大丈夫だと思いますが、古いスマホはダメかもしれません。

Aputure AL-MC RGBライトのアプリインストールと操作方法

ここからはAputure AL-MC RGBライトのアプリ「Sidus Link」のインストールと操作方法についてザックリ解説します。

中国製のアプリをインストールするのに抵抗がある方のために、結論を先に言うと「Sidus Link」はカメラと位置情報のアクセス許可を求めます。

その他のアクセス許可を求められることはありませんでした。

最低限のセキュリティチェックだけは行いましたよ。

アプリのインストール時にアカウントの作成が必要になります。

名前は適当でOK。メールアドレスはフリーアドレスで登録します。

アカウントを作成したら、登録時のメールアドレスにアクティベーションキーが送られるのでアプリ初期起動時に入力します。

Sidus Link メニュー

NTTセキュリティで安全性チェック

Sidus Linkのアプリは日本語対応しており、実はクオリティ高めです。

一応NTTのセキュリティアプリでアプリの安全性をチェックしてみると検出はされませんでした。

Aputure AL-MC RGBライトを使うにはまず「コントロールシステム」を選択します。

シーン作成 Scene01を選択

端末を追加⇒新しいデバイスを選択

デモシーンとScene01があるので、Scene01を選んで進みます。

すると「新しいデバイス」と「新しいグループ」があるので新しいデバイスを選んで追加します。

アプリの使用中のみ許可を選択

Bluetooth接続開始

位置情報の許可を求められます。

アプリの使用中のみ許可を選ぶと次に進みます。

すると端末がBluetoothで近くのAputure AL-MC ライトを探します。

Aputure AL-MC ライトのメニュー「BT」⇒BT Reset Yesを選択

このタイミングでAputure AL-MC ライトのメニューからBTモードを選んでBT ResetでYesを選ぶとペアリングが始まります。

新規デバイスが表示

MC-○○を選ぶ

問題なくAputure AL-MC ライトが認識されれば新しいデバイスとしてMC-〇〇〇という項目が出現すれば「セットアップ」を選んでペアリング完了です。

Scene01にペアリングしたAputure AL-MC ライトが表示されるので選択します。

この時点でも下のバーを左右にスライドすると光量が増減します。

光量と色温度を設定できる

色温度のプリセットも

メニュー画面に移ると左から「光」「ジェル」「カラー」「エフェクト」を選べます。

メニューの「光」はAputure AL-MC ライトのCCTモードと同じで、光量と色温度を調節できます。

次のメニュー「ジェル」は光量とホワイトバランスのプリセットを選べるようになっています。

カラーホイールから選んでライトの色を変更

エフェクトは全部で9種類

次のメニューの「カラー」ではライトの光をカラーホイールから選んで自由に照らせる機能も使えます。

メニューの下にはサブメニューも用意されていて、メニューから「カラー」⇒「HSI」を選ぶことで先ほど紹介したカラーピッカーの機能が使えます。

また、「エフェクト」メニューを選ぶとAputure AL-MC ライトのFXモードにあるPaparazzi・Fireworks・Fault Bulb・TV・Lightning・Party・Pulsing・Cop Car・Fireの9つのエフェクトを呼び出して点滅ライトを使えます。

エフェクトはアプリで使うことで光量や彩度、点滅の速さも調整できるので便利です。

カラーピッカー使用時

ちなみにカラーピッカーのみスマホのカメラ機能に許可を求められます。

カラーピッカーの機能を使わない方は「許可しない」を選んで戻りましょう。

Aputure AL-MC RGBライト購入時の注意点

Aputure AL-MC RGBライトはAmazonや楽天市場で取り扱いがあり、値段もそんなに高くないので手に取りやすい製品と言えます。

ネットで調べるとアガイ商事が正規販売店になっており、保証の適用と日本語の取説を用意してくれています。

アガイ商事はAmazonにも出品しているので、日本語の取説と製品保証が必要な方はここで買うのがオススメです。

>>アガイ商事のAmazon販売ページ

またAmazonのAputure AL-MC RGBライトにはCRI 95+とCRI 96+の二種類があります。

私はCRI 96+のほうを購入したようです。(後で気が付いた)

CRIはLEDの演色評価数で0~100の指数で表し、数字が大きいほうが色ずれが少ないそうです。

2つの商品を比較していないのでどちらが良いかは分からないのですが、液晶モニターではないのでそこまで気にしなくても良いかなーと個人的には思います。

Aputure AL-MC RGBライトはこんな方にオススメ! レビューまとめ

Aputure AL-MC RGBライトは評判通りの素晴らしい撮影用ライトです。

光量も十分、色の演出も自由自在です。点滅や燃える火をライトで表現出来るのも便利で動画に活躍しそうです。


Aputure AL-MC ライトはこんな方にオススメです。

こんな人にオススメ!

✅作品のクオリティを高めたい撮影技術者の方

✅アプリで操作するのに抵抗がない方

✅手軽にライティング撮影を楽しみたい方

撮影だけでなく停電時の懐中電灯の代用品にも使えそう。

アプリは完全に日本語対応で非常に使いやすくて、カラーピッカー機能以外はライト本体だけでも使えます。

外観もカッコイイので撮影時はいつもバッグに入れて持ち運べますよ。

Aputure AL-MC RGBライトは写真・動画の品質アップを手軽に取り組める最高の撮影アイテムです。オススメ!

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