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薄型・軽量はNG!動画編集に最適なノートパソコンの選び方を解説

※2023年8月に更新しました。

ノートパソコンで
動画編集をしたい方向けに
パソコンの選び方を解説するよ

動画編集向けのパソコンを選ぶ時

デスクトップで選ぶなら比較的簡単ですが

ノート型パソコンで選ぶ場合はパソコンに詳しい人でも失敗する確率がかなり高くなります。

ここでは

動画編集でノートパソコンを買う時の注意点を3つのポイントでまとめています。

この記事の重要ポイント

✅動画編集に最適なノートパソコンは何インチを選べばよいのか?

✅動画編集用のノートパソコンで重要なインターフェースについて

✅動画編集用のノートパソコンで最適なスペックについて

この3つの項目で詳しく解説します。

動画編集用途でノートパソコンの購入を検討している方向けに、ノートパソコンの選び方を動画で解説しました。 ぜひ視聴してみてください。

結論!ノートパソコンを動画編集で使うのはコスパが悪い

ノートパソコンは購入時の性能から拡張できる範囲が狭いのが難点です。

グラフィックカードを交換したり、内蔵ハードディスクを自分で追加できるパソコンショップのデスクトップパソコンに比べると圧倒的に不利です。

だけど、最近では在宅ワークや副業で動画編集をする方も増えていますよね。

シェアオフィスに行くとノート型パソコンで動画編集をしている方を大勢見かけるようになりました。

パソコンメーカーもこうしたニーズをとらえて性能の良い低価格のノート型パソコンをとり揃えてくれています。

ここで解説することを買う前に知っておくことで、無理して高いパソコンを買うこともなくなると思いますよ。

ボクがおススメする動画編集用ノートパソコンはコチラです。

動画編集に最適なノートパソコンは何インチを選べばよいのか?

結論を先に言うと、ノート型パソコンはサイズ選びで用途が決まると言っても過言ではありません。

それぞれのサイズの特長を解説しましょう!

13~14インチ

13インチのノートパソコン

持ち運びにも最適なサイズ

売れているノートパソコンはこの13インチのサイズに偏っています。

13インチのノートパソコンはあらゆるバッグにも簡単に収納できるサイズです。

ただし、サイズが小さいということは、パソコンの性能はあまり期待できません。

性能の良いパソコンは必然的にサイズが大きくなります。

グラフィックス性能が弱い

まず13インチのノートパソコンでグラフィックカードを搭載した製品はかなり少ないです。

ほとんどの場合、CPU内蔵のGPUで画像処理に対応するようになっています。

グラフィックス性能が低いパソコンの場合、人気のPremiere Proで動画編集するにはややスペック不足です。

また13インチの液晶モニターでは画面が小さいので、動画編集を長時間行うには向いていません。

13インチのノートパソコンは、シンプルな動画のカット編集ができる程度に留まると思います。

15.6~16インチ

15.6インチのノートパソコン

エントリー~プロ向けと性能の幅が広い

15.6~16インチは一番標準的なサイズで、性能も幅広いので予算次第ではかなり性能の良いパソコンを手に入れることができます。

持ち運んで撮影現場で動画編集をするといったプロの動画クリエイターさんは、15.6インチのノートパソコンを使っています。

プロ向け 15.6インチの用途

✅ブライダル映像の撮って出し動画編集
✅シェアオフィスでの動画編集
✅カメラの外付けモニターの代用

予算を高めに設定すれば、Premiere ProやAfter Effects、DaVinci Resolveといった本格的な動画編集ソフトを使った作業も出来ないことはありません。

デメリット

13インチのパソコンに比べるとパソコンの厚みがあるのが難点です。
またバッテリーも大きいので、持ち運ぶ時にはパソコン用のバッグが必要になります。

カメラバッグやリュックにカメラと一緒に入れるといった気軽な持ち運び方は難しいでしょう。

17インチ

17インチのノートパソコン

パソコンの性能重視!持ち運びを考えていない方向け

17インチのサイズなら、デスクトップパソコンと遜色ない性能を持ったノートパソコンを選べます。

中でも複数のストレージを搭載したノートパソコンを選べるというのが大きなメリットです。

またグラフィックカードや、十分なメモリー量も搭載しているのも魅力の一つです。

17インチは液晶画面がかなり大きいので、ある程度の画面の広さを必要とする動画編集にも適していると言えます。

17インチのノートパソコンのデメリット

性能を全く妥協しなくてよい反面、重量が2kgを超えるので気軽には持ち運べません。

市販のパソコン用バッグも17インチ対応は種類がかなり少なくなります。

2in1ノート

2in1ノートパソコン

2in1ノートは液晶モニターがキーボードに対して360°回転するようになっています。

タッチパネル型の液晶モニターにもなっているので、iPadのようなモバイルタブレットと同じような使い方が出来るようになっています。

2in1ノートは一見便利でカッコイイのですが、ボクは動画編集者さんにはあんまりオススメしていません。

その理由は、2in1ノートのタッチパネル型液晶はほとんどの製品がグレア液晶で照明の光が反射するからです。

グレアパネルは目が疲れやすいので、長時間モニターを見続ける動画編集にはあまり向いていません。

普段からペンタブレットを使ってイラストを描いたりする方は使い勝手が良いかもしれません。

だけど、それよりもノングレアIPSタイプの標準的な液晶モニターを搭載したノートパソコンを選ぶほうがメリットが大きいでしょう。

動画編集用のノートパソコンで重要なインターフェイス

パソコンのインターフェイスとは接続端子のことを意味しています。

ノートパソコンにはUSB端子やSDカードスロットなどがパソコンの側面に装備されています。

ここでは動画編集に使うノートパソコンで最低限備わっていてほしい接続端子を挙げてみましょう。

✅USB端子は最低2個以上

ノートパソコンのUSB端子

まずUSB端子は最低でも2個は欲しいです。

動画編集ソフトはドラッグ&ドロップの操作が多いので、タッチパッドよりもマウスを使った方が作業効率が良いです。

パソコンでマウスを使う場合、一般的にはUSB端子で接続することになります。

そうなるとノートパソコンのUSB端子の一つはマウスで使うことになります。

USB端子が一つしかないノートパソコンは、USBメモリーやSDカードスロットを使うときにいちいちマウスを外さなければなりません。

これは作業効率がかなり落ちてしまいます。

もちろんUSBハブを使う事でも解決できますが、やっぱりノートパソコンには最低2個以上のUSB端子があるものを選ぶのが良いと言えます。

✅HDMI端子

HDMIケーブルでデュアルディスプレイにしたノートパソコン

HDMI端子があれば、画面の小さな14インチのノートパソコンでも、映像を外部出力できます。
デスクトップ用の液晶モニターで映像を確認することができるので便利です。

最近のノートパソコンはミニディスプレイポートやUSB-TypeCをHDMI端子の代わりに備えているパソコンが増えています。
だけどミニディスプレイポートは接続部分がかなり小さくて、少し斜めにズレただけでも映像が途絶えてしまうこともあるのが難点です。

動画制作用途のノートパソコンならば、やっぱりHDMI接続できるノートパソコンの方が良いですよ。

✅LANの端子

LANケーブル

LANケーブルの接続端子があれば、インターネットを有線接続することができます。

私は仕事で動画編集をしており、編集した動画を納品する際にはファイル転送サービス(ギガファイル便など)を使ったり、レンタルサーバーをつかったりしています。

無線接続のネット環境では、ファイルをアップロードするのにとにかく時間がかかります。
最悪の場合途中でアップロードが失敗する恐れもあります。

データのアップロードはひかり回線の有線接続がオススメです。

なるべく速度の速いネット環境を整えるには、LANケーブルを使った有線接続がオススメです。

サイズが小さなノートパソコンだと、LANの端子は備わっていないことがあります。

その場合はUSB-LANアダプターを使うことになりますが、正直言って煩わしく不便です。

軽量・薄型化がますます進むノートパソコンでは動画編集者にとって必要なものも削られていく傾向があるので、購入前にチェックしておいた方が良いでしょう。

動画編集用のノートパソコンで最適なスペック

パソコンの性能はCPU、メモリー量、データ容量、グラフィックス性能の4つの要素が大きく影響します。

✅CPU

ノートパソコンの内部

デスクトップパソコンの場合、最新世代のCore i5 や Ryzen 5以上を選べば間違いないですが、ノートパソコンの場合、話はそんなに単純ではありません。

例えばこの動画を制作している時点でノートパソコン用のインテルCPUは第13世代のCPUがリリースされています。

パソコンショップで販売されているクリエイター向けノートパソコンには第13世代のCore i7を搭載したパソコンが増えています。

Core i7-13700HX、Core i7 13700H、Core i7-13700、M2 Proのベンチマーク比較 PassMark

第13世代のノートパソコン用Core i7は最上位の13700HXの他にも Core i7-13700Hがあります。

またデスクトップのCPUにCore i7 13700があります。

同じ世代のこれらのCPUの性能をベンチマークで比較できるPassMarkで調べると、デスクトップCPUのCore i7-13700が最も高性能であることが分かります。

CPUのベンチマーク比較 PassMark

同じ世代のCore i7であっても発売されたタイミングや種類によって大きく性能が違っており、コア数やスレッド数も違います。

なので一概にCore i7だから大丈夫。デスクトップパソコンのほうがノートパソコンよりも性能が良い。と単純に判断しにくくなっています。

この結果を見るとノートパソコンでは

ノートPCのCPUの注意点

✅最新のCPUでも、型番によっては1世代古いモデルのCPUよりも劣っている事がある

✅たとえコアi7でも、デスクトップのコアi5より性能が下になることも全然ありうる

という2点に注意しましょう。

パソコンを買う前にPassMarkで性能を調べておけば大きな失敗をすることは少なくなるはずです。

オススメ記事:動画制作者向けのベンチマークソフトとPassMarkの使い方を解説するよ

✅メモリー

ノート型パソコンのメモリースロット

動画編集ではメモリー容量を16GB程度用意したいところです。

デスクトップパソコンはメモリーの交換や増設はパソコン初心者でも簡単に出来るようになっています

だけどノートパソコンの場合、メモリーを追加できない場合もあります。

その理由はマザーボードにメモリーがはんだづけで固定されていることがあるからです。

これはオンボードと呼ばれるメモリの実装方法で、メモリーをオンボードで実装しているノートパソコンはメモリーの交換や増設が出来ません。

なので、ノートパソコンを購入するときには

ノートPCのメモリの注意点

✅メモリーがオンボードで実装されているのか

✅メモリースロットで実装されていて後々追加できるのかどうか

をチェックしておくのが良いです。

✅ストレージ(起動ディスク)

ノートパソコンのストレージ(M.2 SSD)

ノートパソコンは自作パソコンのように起動ディスクを自分で交換・追加するのが非常に難しいです。

購入時の性能から拡張できる範囲が非常に狭いのが難点です。

動画編集時のファイル保存状況

上の画像は動画編集におけるデータ管理を解説した図になります。

動画編集ソフトのインストール先やプロジェクトファイルはC:ドライブ内に保存し、撮影データやBGM、画像、CGなど編集中に使う映像素材は別のディスクに保存して運用します。

このようにディスクを分ける理由は、Cドライブのディスク空き容量を十分に確保するためです。

どのようなSSD・HDDも例外なく、容量が少なくなると読み書き速度が低下してパソコンのパフォーマンスをが落ちます。

しかし、どれだけ気を付けても動画編集で使うデータは容量が大きいため、一つのディスクで運用するのは難しいのです。

ノートパソコンのマザーボード

そこで一つ朗報があります。

比較的新しいノートパソコン(インテル第11世代以降)のマザーボードには起動ディスク用のスロットの他にM.2 SSDを追加できるよう空きスロットが備わっているものがあります。

このようなノートパソコンの場合、購入時にもう一枚M.2 SSD を追加することができますし、後々自分で分解して差し込めば保存ディスクを追加することもできるのです。

編集で使うデータやキャッシュデータを追加したM.2 SSDに保存するようにすれば、ノートパソコンを長く使うことが可能になるでしょう。

これからノートパソコンを買う方はぜひM.2 SSDの空きスロットがあるかどうかも確認するのをお勧めします。

13インチのノートパソコンにSSDを取り付ける

私の場合、CドライブにM.2 SSD NVMeを搭載したノートパソコンを使っています。

そして動画編集のデータは転送速度が速い、ポータブルタイプのSSDを外付けして保存しています。

動画編集で使う場合は、起動ディスクと同程度の読み書き性能を持つ保存ディスクを用意すれば、コマ落ち(カクつき)なくプレビューできて編集中のストレスが減ります。

このようにすることでパソコン本体のデータ容量を気にすることなく動画編集に取り組めるでしょう。

動画編集に最適なノートパソコンの選び方を解説 まとめ

動画編集用のノートパソコンを買う場合

ノートPC選びのポイント

✅自分の用途に合ったサイズを選ぶ
✅実用に十分な接続端子が揃っているかチェック
✅CPUはベンチマークを確認する

CPUはコアi7、コアi5といった種類だけでなくベンチマークを確認します。

また、購入後にメモリーを増設したいなら、オンボードタイプかメモリースロットタイプか確認します。

・外付けのSSDを上手く活用して、カット編集まではノートパソコンで。
・動画の書き出しは性能の良いデスクトップパソコンで行う。

というのがうまいやり方だと思います。

あくまでもメインはデスクトップで動画編集を行って、サブ機としてノートパソコンを使うと幸せになれますよ!

くれぐれも値段だけで判断して、性能不足のノートパソコンを買わないように注意してくださいね。

動画編集にオススメのノートパソコン3選

BTOパソコンショップで販売している動画編集にオススメのノートパソコンを3つ選びました。

15.6インチで必要なインターフェイスとスペックを兼ね備えたコスパ重視のノートパソコンを紹介します。

マウスコンピューターの動画編集向けノートパソコン

mouse K5-I7GM5BK-A

只今mouse K5 メモリ32GBモデルがセール対象です! 
CPU:Core i7-12650H 
メモリ:32GB PC4-25600 
グラフィックス:GeForce MX550 / インテル UHD グラフィックス 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB 
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶 
重量1.97kg

139800円 ⇒ 129800円(税込)

公式ページを見る


マウスコンピューターと当サイトのコラボ企画のパソコンでお買い得です。

mouse K5-I7GM5BK-A

CPU:Core i7-12650H 
メモリ:16GB PC4-25600 
グラフィックス:GeForce MX550 / インテル UHD グラフィックス 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB 
液晶モニター:15.6型 フルHDノングレア液晶 

129800円(税込)

公式ページを見る


DAIV Z6-I7G60SR-A

只今DAIV Z6-I7G60SR-Aがセール対象です!
CPU:Core i7-13700H 
メモリ:32GB PC5-38400 
グラフィックス:GeForce RTX 4060 Laptop GPU(8GB) 
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 1TB 
液晶モニター:16型WQXGA(ノングレア/Dolby Vision対応)

289800円 ⇒ 249800円(税込)

公式ページを見る

ドスパラの動画編集用途で人気のノートPC

raytrek R5-RL5

CPU:インテル Core i7-13700H 
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4050 6GB 
メモリ:16GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB Gen4 
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶

164980円(税込)

公式ページを見る

パソコン工房の動画編集向けノートパソコン

SENSE-14FH120-i7-UXSX

CPU:インテル Core i7-1255U 
グラフィックス:Iris Xe グラフィックス 
メモリ:16GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe対応 500GB 
液晶モニター:14型フルHDノングレア液晶 

131800円(税込)

公式ページを見る


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