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Ryzen 5搭載14型ノート mouse-X4で動画編集してみた感想

※2020年4月に更新しました。

Ryzen 5 搭載のノートパソコンで
動画編集をやってみるよ!

昨年末にRyzen 5-3500U搭載の14型ノートパソコンを買いました。

機種はマウスコンピューターのmouse Xシリーズです。

商品が到着したときにこんなツイートをしました。

mouse Xシリーズはマウスコンピューターの14型低価格ノートPCシリーズです。

年末にディスカウントされていたこともあり、メチャ売れていたみたいです。

本当はCore i7-9750H搭載の「m-book X400」が欲しかったのですが、ボクが買うタイミングでもう売り切れていたので、代わりにRyzen 5-3500U搭載の「mouse X4」を買うことにしました。

Ryzen 5の性能も気になっていたので人柱になってみましたよ。

この記事ではRyzen 5-3500U搭載14型ノート「mouse-X4」を使ってみた感想と、動画編集の検証結果をレポートします。

Ryen 5搭載ノートパソコン mouse-X4

mouse X4-B

14型フルHDノングレア液晶搭載ノート
CPU:AMD Ryzen 5 3500U
メモリ:8GB☞16GBにアップグレード
グラフィックス:Radeon Vega 8
ストレージ:M.2 SSD NVMe対応

>>販売ページを見る


mouse-X4を買った理由と使ってみた感想


ボクがmouse X4を欲しくなった理由はレビュー記事を書くためにX400を借りて使ってみたことがきっかけです。

【レビュー記事】EDIUS 9のプロキシ編集が簡単すぎて感動!ノートPCで4K編集が快適!

mouse X4のイイ!と思ったトコロ

✅14インチのノートパソコン
✅重量が約1.13kg すごく軽く感じる
✅デザインがいい
✅接続できる端子類が充実してる
✅キーボードが打ちやすそう

mouse X4 軽くてコンパクトで目を引くデザイン

mouse X4は14インチのノート型パソコンです。

マグネシウム合金が使用された軽量かつ頑丈な本体で、一昔前の同型機種と比較すると薄型コンパクトになっています。

重量は約1.13kgで、ボクがこれまで使用してきたデルの14型ノートパソコン(1.44kg)と比べると300gほどの違いです。

大差はないと思っていましたが、持ってみるとモノスゴク軽く感じましたよ。

外観はつや消しレッドで、中央にはマウスコンピュータのロゴがデザインされています。

赤は目立つかなあ..と不安でしたが、実物を見るとマットな感じで落ち着いた雰囲気があります。

パームレストやキーボードの部分はブラックなので、赤と黒のツートンカラーとなります。

女性の方でも使いやすい外観です。

角の部分が丸みを帯びているのも、嬉しいポイントですね。

左からセキュリティスロット、LAN、USB 2.0、USB 3.0、ヘッドホン端子

また同価格帯のノートPCと比較しても、接続端子が充実しているのもポイントです。

ケンジントンロック用のスロットはもちろん、LANケーブルの端子が14インチの薄型ノートに搭載されています。

動画データをギガファイルで送信することが多い動画編集者にとって、無線LANから有線LANに切り替えられるのは嬉しいポイントです。

左からUSB Type-C、USB 3.0、HDMI、電源

HDMI端子もあるので、デスクトップ用の液晶ディスプレイと併用してデュアルモニターも実現できます。

MicroSDカードスロットがあるmouse X4 Ryzen 5搭載ノート

microSDカードスロットも備わっています。

スマホでYouTube動画作っている人には嬉しいポイントです。
ちなみにSDカードスロットはRyzen 5搭載機のみ装備しているみたいですね。
もちろん無線LAN対応です。

なお、mouse X4シリーズはCore-i5モデルがバッテリーの駆動時間が約5時間程度長く、ACアダプターも軽いのが特徴です。

mouse X4の微妙なポイント

✅電源の反応がちょっと遅いかも
✅複雑なフルHD動画編集はキツイ

mouse X4を3か月ほど使ってみて、操作性や外観については概ね満足していますが、あえて欠点を挙げてみます。

電源ボタンのレスポンスが遅い

mouse X4のキーボードの特長はキーピッチがやや狭いのが特徴です。

キーピッチとはキーの間隔のことです。

キーストロークは浅めで、手応えがなく物足りなさを感じます。

また電源ボタンを押した後、電源が入るまでにちょっと間が空きます。
キーのクリック感が軽すぎるので、不安になりますね。

ただし軽いタッチで入力する女性は違和感を感じることはないと思います。

タイプ音は控えめでとても静かです。

ちなみファンクションキーとF7の同時押しで、オンとオフの切り替えができます。

また、フルHDでテロップの多い動画編集をするにはちょっと性能不足な感じがします。

Ryzen 5とCore i5の性能比較 動画性能ならCore i5が上

mouse X4が採用しているCPUはRyzen 5-3500Uです。

RyzenにはRyzen 9・Ryzen 7・Ryzen 5とありますが、その中でもノートパソコン向けのRyzenにはCPUの型番の最後にUが付きます。

デスクトップ用のRyzenよりも性能は劣ります。

mouse XシリーズにはRyzen 5以外にもCore i5、Core i7搭載のモデルも販売されています。

例えばRyzen 5の競合CPUであるCore i5とはどのぐらいの性能差があるのか?ベンチマークで確認してみました。

CPUベンチマーク比較 Ryzen5 vs Core i5 vs Core i7 PassMark

マルチスレッド性能ではRyzen 5の方がやや上となっております。

CPUベンチマーク比較 Ryzen5 vs Core i5 vs Core i7 PassMark

シングルスレッド性能はIntel Core i5-10210Uのほうが優れているようですね。

デスクトップのRyzen CPUは第9世代インテルCPUよりも優れた性能を持っていますが、ノート用のCPUではその差は僅差のようです。

mouse XシリーズにおいてはRyzen 5搭載PCの価格が一番安いため、コスパで考えるとmouse X4は優れた製品であると言えますね。
ちなみにmouse X4は天板の色がCore-i5モデルが黒、Ryzenモデルが赤となっています。

mouse X4の性能と仕様

CPU AMD Ryzen 5 3500U(4コア8スレッド)
定格クロック:2.1GHz/ブースト時:3.7GHz
メモリ 8GB ☞ 16GBにアップグレードしました。
グラフィックカード AMD Radeon Vega 8 グラフィックス(CPU内蔵GPU)
ストレージ 256GB ☞ 512GBにアップグレードしました
液晶モニター フルHDノングレア液晶パネル

CPU・グラフィックス性能

mouse X4に搭載のCPU Ryzen 5 3500Uは4コア8スレッドのマルチスレッドCPUです。
またAMD製CPUには内蔵グラフィックスが搭載していないことが多いのですが、Ryzen 5 3500UはRadeon Vega 8 を搭載しています。

mouse X4シリーズ 内蔵GPUの比較 PassMark

Core i5-10210Uの内蔵GPU Intel UHDグラフィックスと性能比較してみるとRadeon Vega 8モバイルのほうが上のようですね。

ベンチマークで分かること

✅マルチコア性能はCore i5-10210UよりRyzen 5の方が上
✅シングルコア性能はCore i5-10210Uの方が上
✅Ryzen 5 3500UはGPU内蔵
✅グラフィックス性能はCore i5-10210UよりRyzen 5の方が上

mouse X4はプロの動画クリエイター向けとはいきませんが、一般的なビジネス用途に加えてライトな画像・動画編集ぐらいはいけそうな感じです。

動画編集の検証が楽しみです!ワクワク😆

ただGPUが推奨されるクリエイター向けのソフトや、最新の3Dゲームなどを快適に利用するのは難しくなってきそうですね。

mouse X4のストレージ性能・メモリ

mouse X4のストレージには、標準で256GB SSDが搭載されています。
SATA接続のSSDなのはちょっと惜しいです。

というのも最近のノートPCはSATA SSDよりも性能の良いNVMe接続のSSDが主流なので、転送速度が極端に速いわけではないからです。

CrystalDiskMarkでmouse X4のSSD読み書き速度を実測

実際にmouse X4のSSD読み書き速度をCrystalDiskMarkで計測してみました。
Read・Writeともに500MB/秒でSATA SSDでは良くも悪くもないという印象です。

ただしHDDよりは起動が断然速いので、ビジネス用途なら十分ですけどね。

ちなみに容量が標準では256GBで、最近のカメラで撮影したデータを使うなら500GBは欲しいところです。
なのでボクはインストールするソフトが多いので512GBにアップグレードしました。
後でも説明しますが、mouse X4は有料オプションでM.2 SSDや1TB容量にアップグレードできます。

mouse X4シリーズはメモリ16GBまで増設できます

またメモリ量は標準で8GB。動画編集用途では不安なので16GBまでアップしています。

mouse X4の液晶ディスプレイの品質

mouse X4の液晶モニター。ベゼルが狭く14型にしては大きく見えます

mouse X4の液晶ディスプレイはフルHD解像度です。

たとえノートPCでも、動画編集用途なら品質も気になるところです。

14インチのサイズは持ち運びには良いですが、動画制作向きのサイズではないですね。

実際に見た印象では視野角もそれなりに広めで発色の不自然さはありません。

HDMIで接続してデュアルモニター仕様にしたmouse X4

HDMI端子があるので、デスクトップ用の液晶ディスプレイに接続できるのは魅力的です。

mouse-X4で動画編集を検証してみる

撮影で使用したカメラ SONY α7Ⅲ + 90mmマクロレンズ

mouse X4にPremiere Proをインストールして実際に簡単な動画編集を行ってみます。
使用した動画データはSONY α7Ⅲで撮影したフルHD動画(XAVC-Sで出力したmp4 1080P 60FPS)です。

フルHD動画の編集を検証

フルHD画質の動画をPremiereProで再生。4分弱のうち2フレームコマ落ち。

Premiere Proのタイムラインにクリップ(動画ファイル)を乗せて、最初から最後まで再生してみます。

4分弱の尺のうち、2フレームのコマ落ちが発生した程度です。

プレビュー時のカクツキも少なく、動画編集は快適に行えそうな感じがします。

ただし、CPUのファンはPremiere Pro起動時から良く回っているので、ファンの音が少し気になりますね。

mouse X4で動画編集中のCPU使用率

mouse X4のPremiere Proによる動画編集中のCPU使用率をWindowsのタスクマネージャーで確認してみました。

CPU使用率は常時50%前後、GPU使用率は10%前後を推移します。

CPU使用率は結構高めですね。

トランジション中のCPU使用率

次にクリップ間にトランジションを適用した部分のCPU使用率です。
跳ね上がることなく50%前後を推移しています。

Premiere Proレガシータイトル(字幕)のCPU使用率

動画編集の負荷が大きくなるレガシータイトル適用時のCPU使用率を確認すると、5%前後上昇しました。
再生中のカクツキは発生しませんでした。

YouTube動画編集のよくあるタイムラインで書き出し

一般的なYouTube向けの動画編集をしてみました。
カット編集・BGM・字幕の挿入、シンプルなトランジションや色補正の適用です。
このプロジェクトを書き出ししてみましょう。

mouse X4のCPU使用率

MediaEncoderの書き出し設定はH.264。プリセットは「YouTube向け 1080p フルHD」を選択して書き出しします。
CPUの使用率は100%となりました。

mouse X4のフルHD(H.264)書き出し時間

4分弱のフルHD動画を書き出しするのに8分30秒程度の書き出し時間を要しました。
エンコーディングはちょっと長めですね。

4K動画の編集を検証

この動画は過去に作成した動画編集向けのパソコン選びについての解説動画です。

この動画で使用した動画素材は4K解像度のクリップも混ざっております。

mouse X4の4Kタイムライン プレビュー時のコマ落ち

この動画のプロジェクトをプレビューしてみたところ、再生中のコマ落ちは動画の尺13分のうち712フレームのコマ落ちが発生しました。

プレビュー中かなり高い頻度でカクツキが起こります。

4Kの動画を使った編集、大量のレガシータイトルの追加、After Effectsのモーショングラフィックスを追加する、といった動画編集には向いていませんね。

mouse X4を購入したい方へのアドバイス

mouse X4はビジネス用途で使うならまず問題になることはありません。
Ryzen 5搭載モデルはインテルCPU搭載モデルと比べて販売価格が1~2万円程度安価である点と、グラフィック性能が高いことが有利な点です。

動画編集用途で使うならパーツの増設・アップグレードでシンプルなフルHD画質の動画制作なら対応できそうです。

mouse X4の豊富なSSDアップグレードオプション

メモリ16GBのアップグレードはもちろん、PCI Express対応でM.2 SATA SSDから高速転送可能なM.2 SSD NVMeに変更することも出来ますよ。

web系の制作や簡単な画像編集に最適な14型モバイルノートPCです。
このスペックが10万円程度で買えるなんて。これからパソコンを使った副業に挑戦する方には最高の選択になりそうですよ。

テレワーク(在宅勤務)が進みそうな方にもオススメのパソコンです。

動画編集で使うならアップグレードして買いましょうね!

Ryen 5搭載ノートパソコン mouse-X4

mouse X4-B

14型フルHDノングレア液晶搭載ノート
CPU:AMD Ryzen 5 3500U
メモリ:8GB☞16GBにアップグレード
グラフィックス:Radeon Vega 8
ストレージ:M.2 SSD NVMe対応

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