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ハードディスク3TBの増設で失敗しない手順を解説するよ

※2023年7月に更新しました。

ハードディスクの空き容量がほとんどなくなってる。でも消せるデータがない。どうしよう?

ハードディスクを増やすのに一番簡単な方法がハードディスクを追加で購入することです。

パソコンショップのデスクトップPCなら、内蔵ハードディスクを増設することで、パソコン内に収納できるので便利です。

やり方はとっても簡単で、パソコンにそんな詳しくない方でも増設できます。

でもハードディスクの増設をやったことがない方には不安がいっぱいですよね。

増設の手順

1.ハードディスクを買う

2.パソコン内につないで収納する

3.PCを起動してHDDの初期設定をする

ボクは先日、Windows10のPCで3TBのHDDの増設をやってみました。

なのでここではボクが実際にやったハードディスクの購入から設定までの手順を詳しく解説します。

これからハードディスクを増設しようと考えている方はぜひ読んでみてください。

ちなみにパソコンショップで購入したデスクトップパソコンで増設します。

(メーカーPCは増設できないものが多いので、その場合は外付けHDDを買いましょう。)

合わせておススメ:【最新版】動画編集用パソコンにおすすめのSSDと選ぶときのポイント

ハードディスクの増設のおおまかな手順と注意点

ハードディスクを買う前にチェックすること

BTOパソコンのHDD空きベイ

ハードディスクを増設する前にまずはデスクトップパソコンのケースを開けてみて、HDDを内蔵できるスペース(ベイ)があるかどうか確認します。

ボクが使っているパソコンで確認してみると、3.5インチのベイに空きが一つ見つかりました。

なので早速増設用のハードディスクを購入することにしましたよ。

ハードディスク購入のポイント

HDD

ハードディスク購入時のポイントは以下の3つです。

POINT

・3.5インチか2.5インチか決める
・回転数を確認 7200rpmがオススメ
・接続ケーブルも一緒に購入する

3.5インチHDDが割安

ハードディスクのサイズは3.5インチと2.5インチがあります。

一般的に2.5インチの方が持ち運びには便利ですが、3.5インチよりも割高感があります。

またパソコンケース内のハードディスクベイは3.5インチ用が多く、2.5インチを搭載したい場合は変換マウントを購入する必要があります。

またSSDを増設するときもマウントが必要になります。

動画編集なら7200rpm

あと、ハードディスクは回転数(rpm)の数値が大きいもののほうが読み出し速度が速いです。

動画編集で使用するパソコンの場合、(7200rpm)を選ぶのがオススメと昔から言われています。

最近はシステムドライブにSSDを搭載するパソコンが増えているので、データ保存用で使われるハードディスクの回転数は意識されなくなりつつあります。

関連情報:自作パソコン初心者向け HDDの選び方徹底解説&オススメ5選も紹介します

だけどビジネスPC向けの回転数5400rpmのハードディスクと7200rpmのハードディスクの値段の差が小さくなっているので、わざわざ回転数が遅いハードディスクを選ぶことはないという感じです。

SATA接続ケーブルが必要

ハードディスクに必要なケーブルは2種類

ハードディスクをパソコンに接続するには専用のケーブルが必要なのはここで言うまでもないと思います。

だけど、一般的に販売されているハードディスクはケーブルが何一つ付属していないことの方が多いので、別途用意する必要があります。

ハードディスク増設に必要なケーブルは

・電源ケーブル
・SATAケーブル

の2種類になります。

パソコン工房で買ったPCにオマケで付いていたSATAケーブル

パソコンショップでカスタマイズして購入したパソコンには、組み立て時に余ったケーブルを同梱してくれている場合があります。

ボクの場合、パソコン工房でパーツを一つ一つオーダーして組み立ててもらったパソコンを使用しており、購入時に予備のSATAケーブルをもらい受けていました。

なのでハードディスク増設にSATAケーブルを購入する必要はなかったです。

HDD増設にはL型のSATAケーブルがオススメ

SATAケーブルは接続端子がL字型とストレートタイプの2種類があり、増設用のハードディスクには片側がL型になっているタイプがオススメです。

コレが電源ケーブル。線の途中にも接続端子がある

パソコンショップのデスクトップパソコンの場合、電源ケーブルは余分目に用意されているので、パソコンケースを開いて探すと見つかります。

結束バンドを切り、電源ケーブルを必要な長さまで引っ張り出す

ではもう一方の電源ケーブルについてです。

パソコンショップで組み立てられたパソコンは電源ケーブルを結束バンドでまとめ、キレイに配線されています。

なので結束バンドを切り、必要なケーブルを取り出す必要があります。

L字型のSATAをハードディスクに挿す

ハードディスクにはSATAケーブルのL字型の端子と電源ケーブルを接続します。

SATAストレートケーブルをマザーボードに挿す

SATAケーブルのストレート型の端子はマザーボードにあるハードディスク用の差込口に挿入します。

HDD増設後は結束バンドで再度ケーブルをまとめる

ハードディスクを無事搭載した後は新しい結束バンドで電源ケーブルをまとめておきましょう。

HDD増設完了!

こんな感じで空きベイにハードディスクの追加搭載が完了しました。

ハードディスクを空きベイに取り付ける場合、HDDを完全に固定するには専用のネジが必要です。

このネジもハードディスクに付属していないので、別途用意する必要があります。
ネジなしでも使えないことはありませんが、気になる方やネジがない方は以下のリンクをご利用ください。

HDDの装着に参考にした記事:HDDの増設方法と手順|PCっと!

パソコンにハードディスクを登録する

ハードディスクを増設しただけではパソコンで使用することができません。

そのためにはハードディスクを初期化し、パソコンに保存領域として認識させる作業が必要です。

ハードディスクの初期化は以下のページや動画で詳しく解説してくれているので参考にしてください。

関連情報:Windows10でのハードディスク(HDD)のフォーマット方法|株式会社センチュリー

ハードディスクの初期化についてはググればいくらでも出てきましたよ。

ここでは注意点のみを解説します。

今回搭載したハードディスクの容量は3TBです。

2TB以上のディスクのパーティションスタイルはGPT(GUIDパーティションテーブル)を選ぶ必要があります。

シンプルボリュームサイズは最大ディスク領域と同じ数値を入力

ハードディスクのボリュームサイズの指定では、シンプルボリュームサイズの数値に最大ディスク領域と同じ数値を入力した状態にします。
(※パーティションを組む場合はボリュームサイズを変更します。)

使用していない文字を入力

ドライブ文字の割り当てはストレージに使われていない文字を選びます。

フォーマットが成功した状態

問題なくフォーマットが完了すればディスクの管理画面に新しいハードディスクが認識されるようになります。

3TB以上7200rpmの大容量ハードディスク3選

これから内蔵ハードディスクを買う方のために、動画編集向けの増設用ハードディスクでおススメを紹介しておきます。

Seagate 内蔵ハードディスク 3.5インチ 3TB 7,200rpm

Seagate(シーゲイト)はアメリカのHDDメーカーで世界最大シェアの会社です。
中でも7200回転のBarracuda(バラクーダ)シリーズは動画クリエイターに人気のハードディスクです。
最長5年保証で修理対応してもらえるのが特長です。
ここ数年パソコンショップでもSeagate製HDDが主流になってきています。

東芝 3.5インチ 内蔵HDD 4TB 7,200rpm

東芝は現在国内企業とは言えませんが、東芝のハードディスクの信頼性はいまだ高く、市場にも流通しており人気があります。
市場価格が品薄になってきており、値段が高くなってきているのが難点です。

WD 3.5インチ 4TB WD Red Pro 7200rpm

WD(ウェスタンデジタル)も米国の有名なHDDメーカーです。
5つの色でシリーズが分けられており、青⇒黒⇒赤⇒紫⇒金の順番で性能が高くなっています。
個人向け製品で最高性能がWDの赤シリーズで回転数7200rpmとなります。
WDのハードディスクは耐久性の良さで映像制作会社に根強い人気があります。

ハードディスク3TBの増設で失敗しない手順を解説するよ まとめ

こんな感じです!

空きベイがない場合はUSB接続の外付けハードディスクを選ぶことになります。

パソコンショップで購入したパソコンならハードディスクの増設が簡単です。

増設の作業は静電気の発生にも注意してゴム手袋も用意しましょうね~。

ゴム製の色付き手袋がオススメ!

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