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キックスターターで製品が届かないのは序の口?出資前に知っておきたいコト

※2019年1月に更新しました。

キックスターターってご存知ですか?

キックスターターはクリエイターや企業と出資者のマッチングサイトです。

参考:KICKSTARTER(キックスターター)

いわゆるクラウドファウンディングです

キックスターターでクリエイターやスターター企業が出資者を募って開発資金を集めてから製品を開発し、出資者はその見返りとして製品がもらえるというものです。

キックスターターで成功したプロジェクトの製品が一般販売されることも多く、出資者はうまくいくと正規に販売される価格よりもかなり安く製品を手に入れることができることで話題になっています。

ただし、キックスターターで出資をしたけど主催者から製品が届かないことや、約束された性能を満たさない粗悪品が届いたという話もチラホラ聞きます。

私はキックスターターで撮影機材をバックしてもらえるプロジェクトが開始されたので、試しに出資してみることにしましたよ。

初めてのクラウドファウンディングです。最初はワクワクしてました。

そして半年たっても製品が届かず、ここから悩ましい日々を送ることになります。

ここではこれからキックスターターで出資をしようと考えている方向けに出資前に知っておきたいコトを私の体験談と合わせて解説します。

キックスターターはちょっと高くて手が出ない撮影機材が低価格で手に入る?

キックスターターのプロジェクトの中ではスマホカメラ用やデジタルカメラ向けの面白アイテムが人気があります。

値段が高くて手が出なかった撮影機材とまったく同じような機能を持った製品が、キックスターターの出資者だけに限定的に安くバックしてもらえるというプロジェクトがあります。

出典:MUWI|indiegogo.com

私が出資したキックスターターのプロジェクト「MUWI」はカメラ用機材のスライダードリーと呼ばれるジャンルの製品です。

スライダードリーはカメラをレールに乗せて映画のワンシーンのような撮影を行うアイテムです。

ちなみにプロ向けの業務用スライダードリーはかなり高価です。

Edelkrone(エーデルクローン)SliderONE PRO

Edelkrone(エーデルクローン)SliderONE PRO

コンパクトで見た目もカッコイイスライダードリーではedelkroneのスライダーONEが有名ですが、これは海外輸入製品で手に入れるのがちょっと困難です。

日本でもAmazonやSYSTEM5など取扱店はあるけど本家サイトの値段に大幅に上乗せされているのでちょっとお高く感じます。

参考:SLIDERONE v2 |edelkrone

しかも電動スライダーは故障が起きた場合、販売店が修理に対応してくれるのかどうか心配です。

サポートがないのに高いお金を払って購入したくないですよねえ。

そんなときにSNSの動画広告で見つけたのがキックスターターのMUWIのPV動画です。
MUWIはコンパクトな電動スライダーで、専用のリモコンを使って自動でドリー撮影が可能です。

また、一般的なスライダーでは直線方向の動きしかできないところ、MUWIは車輪の角度を変えることで被写体を中心に周って撮影できるようになっています。

専用のスライダーレールを合わせて使うことで様々な角度のドリー移動ができるという優れモノ。

しかもキックスターターでの出資価格が249USドル(2019年6月時点)でMUWI本体とスライダーレール、一眼カメラを取り付けるアダプターが含まれています。

3万円以下で買えるドリーって他にないんですねえ

私はこれまでキックスターターに出資したことがありませんでしたが、このぐらいの価格なら挑戦してみても良いかも?!と思ったんです。

スライダードリー MUWI フルパッケージ

MUWI フルパッケージ
・MUWI本体
・FLOW X(リモコンドリー)
・SWIVEL CLIP(一眼カメラ用アダプター)
・TRACK(スラダーレール)

299USドル(2019.2時点)

現在出資ができるサイト

キックスターターで遂に初出資!申込後はどう進展した?


私が見つけたクラウドファウンディングのサイトはKICKSTARTER(キックスターター)という米国のサイトで、資金を募集している会社やクリエイターと出資者を繋げるサービスを行っています。
キックスターターは日本語サイトが用意されており、英語が分からない方も問題なく利用できます。

キックスターターと同じようなサイトは他にもindiegogo.comがあり、国内のクラウドファウンディングサイトでMakuake(マクアケ)やCAMPFIRE(キャンプファイヤー)が活気があります。

ちなみに撮影機材は海外のクラウドファウンディングの方が断然豊富です。

私が出資したMUWIはキックスターターで出資を募っており、現在は募集終了しています。

MUWIは全く同じ条件で現在(2019年2月時点)indiegogo.comで募集しています。

MUWIに出資したのは2018年の6月18日で、この時はまだキックスターターのプロジェクトは目標額に達成しておらず、届いたメールには私が1072人目の出資者であることを伝えてきました。

キックスターターのプロジェクトは目標の出資額に達成しなかった場合、プロジェクトの失敗となり出資金は返金されます。

なので、この時点ではMUWIがたくさんの方に出資されることを祈っておりましたよ。

次に届いたのが7月4日。私が出資して半月くらい経った頃、キックスターターから連絡がありました。

遂にプロジェクトが目標金額に達成したようです!やった。

その一週間後の7月12日にはMUWIの制作者さんから出資した人に直接メッセージが届きましたよ。

翻訳してみると、「慌てて送付先住所をメールで送ってこないでね」と書いてあります。

次にメールが送られてきたのが7月19日。出資してから丸ひと月経った時です。

9月頃に製品を届けるので住所を知らせてほしいというメッセージが届き、リンク先のフォームにて必要事項を記載して送信しました。

ここまではヒジョーに調子よくプロジェクトは進んでいると思っていました。

約束の9月には製品が多分届くんだろうなーと思いながら、どんな仕事に使おうかワクワクしていましたよ。


同日にまたメールが。送信フォームに問題があったらしく、追加注文の申し込み受付の連絡がありました。

翌日の7月20日には住所の確認と送られてくるリワード(出資のお返し)についての情報が記載されたメールが届きました。
ワクワクが止まりません。

リワードが届く予定の9月。まだ製品が届かない…何かトラブルがあった模様


製品が届く予定であった9月も半ばを過ぎた19日にMUWIからキックスターター経由でメールが届きました。
写真が添付された英語の長文メールで、さっそく翻訳してみました。


Muwiのプラスチック製ボディパーツの中には、表面品質の問題をいくつか見つけ出したものがあり、それらはQC試験に合格しませんでした。

部品の金型は、それらを望ましい品質にするためにいくつかの修正と改良が必要です。

一般にそれは私達が生産段階で通常遭遇する小さいけれども共通の問題ですが、大量生産サンプルの最初のバッチを取得しない限り予測するのは難しいです。
これは生産ベルトの遅れを引き起こしました。

出典:MUWIからのメールを翻訳

キックスターターのメール文の翻訳は一部分だけを公開しています。
簡単に言うと「部品のエラーが判明し、9月の発送が困難になった。スマン。ちょっと遅れる。けど安心してほしい。製品を最初に受け取るのはあなただ」という感じ。
発送が遅れるにも関わらずアメリカ人らしい妙にポジティブな言葉がちりばめられていました(笑)

分かった分かった。待つよ。

そして次にメールが来たのは翌月の10月5日。

MUWIの付属品の電動スライダーとなるFLOW Xとカメラを繋ぐためのケーブルの申し込みページURLをお知らせするメールが届きました。

カメラごとに異なるケーブルを繋ぐようで、自分が持っているカメラ(私の場合α6500)を選択して送信しました。

リモコンでRECコントロールやタイムラプス撮影、インターバル撮影が出来るようになるみたいです。

次にメールが届いたのは10月29日です。

MUWIのオプション品のスライダーレール「TRACK」のプロモーションのようです。

バッカー(出資者)だけに限定で32USドルで売りますよ~というお知らせ。

PRはどうでもよいので早く送ってくれないかな。コンチクショー。

11月20日にまたメールが届きます。

発送製品の確認メールが届きました。

ようやく製品が届くのだろうか?

キックスターターから11月25日にまたメールが届きます。

「ハロー!みんな!オレは超忙しいけどみんなの発送手配で頑張ってるぜー!もうちょっと待ってな!住所の変更が必要な方は手続き頼むぜー!」

やや陽気とも思えるメールが届きました。

写真にはMUWIと書かれた張り紙がされている段ボール箱が山積みです。

私はこのメールでだんだん「詐欺られたかも」と猜疑心が生まれてきました。

同日には相変わらず追加注文の受付メールが届き、バッカーの気持ちを巧みに逆なでしてきます。
次にキックスターターからメールが届いたのが12月9日。

最初の出資からおよそ半年、元々の発送日から3か月遅れています。

届いたメールは長文で、発送トラブルがあった模様です。

どうやら製品は中国から発送されてくるらしくて、中国のFedexでトラブルが発生して製品を送れなくなっているようです。

米中の貿易摩擦の激化も関係しているのかもしれません。なんだか暗雲が立ち込めてきました。
クリスマスの翌日の12月26日のメールです。

結果的にはこれがキックスターターの年内最後のメールとなりました。

なんかいろいろ言い訳を言いつつも、年内中は発送されないような内容が書かれていました。

ホントに届くのだろうか…

キックスターターで製品が届かないのは序の口?購入前に知っておきたいコト まとめ

このようにキックスターターのプロジェクトは当初の予定よりも随分遅れても製品が届きません。

そんな中、クラウドファウンディングの製品を何度も受け取った方からSNSで情報を得ることが出来ました。

クラウドファウンディングのバック(出資の見返りの品)は予定通りの日程で届く方がまれなのだとか。

1年待ちもザラで2年経っても製品が届かないものもあるのだとか。

例えばiPhoneなどのスマホ用アクセサリーの場合、2年も経つと新しいモデルに買い替えている場合もありますよね。

なので製品が届いても使えないということにもなりかねないので、既存メーカーの機種に依存するようなアイテムのプロジェクトにはあまり手を出さないほうが良いというアドバイスも貰いました。

アザッス。以後気を付けます。

MUWIは募集から半年。もともとの発送予定から3か月程度なので、このぐらいでイライラしてはいけないようだ。

腰を据えて待つ覚悟が出来ました。あー。早く届かないかなあ…

追記 まだまだ次々にメールが届くぞ!


新年の2019年1月7日には遂に製品を送ったとのメールが!

もう受け取った人もいるという文も書かれています。

でも私の手元には届いていないぞ!?

約10日後の1月18日にまたメールが届きました。

とにかく製品は発送したぞ!という内容のメールです。

発送作業している画像も添付されています。
以下は届いた文章をgoogle翻訳で日本語化しました。

添付の写真をご覧ください。 2日前にかかりました。
そこで341区画だけを集めるため。
彼らは2フェデックストラックと6フェデックスの従業員を持っています。
これは簡単な仕事ではありません。

なるほど。頑張っているのはFedexのスタッフさんなのね。

あと、妙に気になるのが雑に地面に直置きで山積みにされた製品。

大丈夫か… 無事に届いても中身は大丈夫なのだろうか… 度重なるMUWIからの連絡に年明けから悩まされそうです( ノД`)…

頼むから早く届いて…

合わせて読みたい記事⇒MUWIを購入。遂に届いた!スライダードリーをレビューするよ

スライダードリー MUWI フルパッケージ

MUWI フルパッケージ
・MUWI本体
・FLOW X(リモコンドリー)
・SWIVEL CLIP(一眼カメラ用アダプター)
・TRACK(スラダーレール)

299USドル(2019.2時点)

現在出資ができるサイト

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