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XLR-K2Mに最高のマイクってどれ?純正と他社を比較するぞ!

※2023年1月に更新しました。

SONYのマイクアダプター XLR-K2Mを購入しました。XLR-K2Mに付属の純正ガンマイクを使って収録しましたが、ガンマイクの性能がイマイチなのか?想定していたほど音質がよくありません。

XLR-K2Mに付属のマイクはECM-XM1という製品で1万円程度の製品です。

そこで業務用のガンマイクとしてプロの映像クリエイターの間でも非常に評判が良いゼンハイザーMKE600を購入してみることにしました。

結論を先に言うと純正マイクよりもゼンハイザーMKE600のほうが高品質な音声収録が出来ました。

ここではXLR-K2Mに使うガンマイクとしてMKE600とSONY純正ガンマイクでテスト収録して音質を比較してみます。

MKE600を知らない方はコチラ⇒ゼンハイザーMKE600を一眼動画で使ってみるよ。音質を検証!

高品質なガンマイクを探している方やXLR-K2Mで収録する音声をもっと高品質なものにしたい方、MKE600の性能を知りたい方はぜひ読んでみてください。

ゼンハイザーMKE600とXLR-K2M付属のガンマイク比較(屋内)

まず、ゼンハイザーMKE600とXLR-K2Mと付属のガンマイクを屋内で収録してみます。
MKE600もXLR-K2Mを用いてキャノン(XLR)ケーブルで接続します。

喋り声はすべての収録で同じような音量になるよう気を付けました。

音声収録テスト MKE600と純正マイクの比較方法
1.屋内で収録 被写体との距離3m
・MKE600+XLR-K2M
・SONY ECM-XM1+XLR-K2M
2.屋内で収録 被写体との距離6m
・MKE600+XLR-K2M
・SONY ECM-XM1+XLR-K2M
カメラはSONY α7Ⅲを使用しています。

ゼンハイザーMKE600とXLR-K2M付属のガンマイク比較(屋外)


次にMKE600とXLR-K2Mを用いて屋外で収録してみます。
XLR-K2Mと純正ガンマイクで収録した音声と比較してみます。

XLR-K2Mにはローカットフィルター機能が備わっており、この機能をONにすると風切音や空調音など周囲の雑音をカットすることが出来ます。
今回の屋外収録テストではXLR-K2Mのローカットフィルターを常時ONにしています。

またゼンハイザーMKE600についてはマイク本体にもローカットフィルター機能があり、合わせて使っています。

音声収録テスト MKE600と純正マイクの比較方法
1.屋外で収録 被写体との距離3m
・MKE600+XLR-K2M
・SONY ECM-XM1+XLR-K2M
2.屋外で収録 被写体との距離6m
・MKE600+XLR-K2M
・SONY ECM-XM1+XLR-K2M
カメラはSONY α7Ⅲを使用しています。

XLR-K2Mで2本のマイクを検証した結果

今回のテスト収録でXLR-K2Mと付属のガンマイク、XLR-K2MとゼンハイザーMKE600を音声を比較してみました。

結論はMKE600のほうが周囲の雑音を拾わず、声だけをピンポイントで収録できるマイクであることが分かります。

マイクの方向が被写体に真っすぐ向いている限りはMKE600のほうがクリアな音声収録が出来ます。

これに対して純正マイクのほうが指向性が広く、室内で撮影する場合は反響する声も収録しているような感じでマイクの感度が良い印象です。

ただし、雑音や環境音が多い屋外での収録では被写体の声以外の音も収音しており、部分的に聞き取りにくい状況にもなりました。

ゼンハイザーMKE600にはローカットフィルターが装備されていることも大きな利点です。

XLR-K2MとMKE600のローカットフィルターを併用することで周囲の雑音を低減してくれています。

こんな方にはMKE600をオススメです

セミナーや宴会、音楽発表会・コンサートを収録するプロのビデオグラファーにはMKE600はぜひオススメしたいマイクです。

ゼンハイザーMKE600を真っすぐ被写体の方向に向けていれば、観客の喋り声や周囲の雑音を抑えつつ被写体の音をクリアに収録することが出来ます。

PAやミキサーからLINE入力して収録できる場合でもXLR-K2Mで1チャンネルをMKE600で収録しておけば保険にもなりますからね。

また屋外での撮影でもMKE600のローカットフィルターがいい仕事をしますよ。

購入する場合はサウンドハウスさんがオススメです。

調べてもらえれば分かると思いますが、音響機材については最安値の価格設定になっていることが多いので外部マイクを買うなら必ずチェックしたいショップです。

こんな方にはMKE600を買わなくても良いのでは?

録音環境が非常に良い場合はXLR-K2Mに付属の純正ガンマイク ECM-XM1でも十分事足りるのではないかなと思います。
特に被写体とマイクの距離が近い場合MKE600とECM-XM1を比較しても大きな差にはなりません。

むしろECM-XM1のほうがボリュームレベルが高いので編集しやすいかもしれません。

例えば屋内撮影がメインのユーチューバーさん・ビデオブロガーさんの場合、わざわざMKE600を買う必要がないかもしれませんね。

このエントリーで検証した撮影機材

Sennheiser mke-600 ショットガンビデオカメラマイク

ソニー SONY XLRアダプターキット XLR-K2M

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