エントリー

Nikon Z7の実機を触ってきた!デメリットを調べてみたよ。

Nikon Z7

Nikon Z7の発売が9月28日に決まりましたね。
全国のNikonプラザでNikon Z7の発売前展示が開始されているのを知りまして、さっそく行って触ってきましたよ。

今年α7Ⅲを購入したばかりなのでNikonZ7の購入は見送ることになりそうですが、ニコンが造るフルサイズミラーレスはやはり気になります。

ここではNikon Z7を実際に触ってみた感想と、このカメラのデメリットについて述べてみます。

Nikon Z7の実機を触ってきた!

NikonPLAZA大阪
やってきましたよ。ニコンプラザ大阪です。

土日はお客さんが大勢来ることを予想して、平日の夕方頃に訪問すると予想通り定年退職したおじいちゃん達だけで来客は少なめ。ラッキーです。
うーん。やっぱり展示された新製品をじっくり触れるのは平日に限りますね。
Nikon Z7
どこにNikon Z7置いてあるのかなと探す手間もなくお店に入って目の前に置いてありましたよ。
混雑時は一人5分までの制限があるようですが、並んでる人がいないのでNikon Z7触りたい放題です。

正直驚いたのはニコンプラザにいるおじいちゃんたちがNikon Z7に一切触ろうとしないことでしたね。

手にはNikonのD800とか持っておられるので、カメラにガンガン投資するヘビーユーザーであることは間違いありません。
しかし全然興味を示している様子がないのです。
まさか長年のニコンファンにとってNikon Z7は邪道な部類の製品と考えられているんでしょうかねえ?

私がじっくり触った後に後ろに並んだ方はどうやらユーチューバーさん(年齢若め)だったようで、録画をしながら触っていました。

この様子を見て一眼レフ機とミラーレス機のユーザー層はハッキリと別れているんだろうなーと痛感しましたよ。

展示品を見る前から分かっていたNikon Z7のデメリット

ソニーαシリーズが次々に刷新していく中、「いつかはNikonのミラーレス機が登場するはず」と期待が高まり、ついに発表されたNikon Z7ですが発表当初からガッカリする声がネット界隈で溢れております。

参考:ユーチューバーのNikon Z7・Z6 速報動画をまとめてみたよ

以下では現時点で分かっているNikon Z7のデメリットを取り上げてみましょう。

Nikon Z7の欠点その1 値段が高すぎる

Nikon Z7 ボディ
Z7 ボディ:メーカー希望小売価格:437,400円(税込 ニコンダイレクト調べ
Nikon Z7レンズキット
Z7 24-70 レンズキット:メーカー希望小売価格:513,000円(税込 ニコンダイレクト調べ

Nikon一眼レフのフラッグシップ機D850の10万円ほど高い設定で販売開始される模様です。まー高い。
同時発売となる標準ズームレンズNIKKOR Z 24-70mm f/4 S は単品だと13万円程となっており、レンズキット価格でも50万円を超えています。

もうこれは趣味で買ってよい金額ではありません。パパカメラならずセレブパパカメラです。

これまでSONY α7RⅢやGマスターレンズの値段がさんざん高過ぎると言われてきましたが、Nikon Z7とレンズの値段を比較すればまだ良心的な値段です。
いやもう頭がおかしくなってきそう(苦)

ところが展示してあるNikon Z7に付属しているNIKKOR Z 24-70mm f/4 S は13万円もするようなレンズとはとても思えないほどチープでプラスチッキーな外観です。
Nikon Z7のグリップ周り
重量は675gと軽く、持った感じ正直50万円のカメラとはとても思えません…
Nikon Z7は所有欲が満たされないのと高すぎることがおじいちゃんに見向きもされない理由でしょうか。

Nikon Z7の欠点その2 シングルスロットってマジ?

Nikon Z7のメモリーカードスロット
ニコンプラザのスタッフさんに「メモリーカードを挿して撮影データを持って帰っても良いですか?」と聞いてみたところ快く承諾頂けました。
早速手持ちのSONY α6500からSDカードを抜いて、さあ入れようとメモリーカードカバーを開けてみると…「あ。そうだ..XQDだ」

そう。Nikon Z7は対応のメモリーカードがXQDカードと呼ばれるものでSDカードは利用できません。

しかもカードスロット数はなんと1個。一眼レフフラッグシップ機よりも高い値段でカードスロットが1個ですよ。もう信じられません。

プロのフォトグラファーさんは、二枚のカードに同時に記録できるダブルスロットでバックアップ保存が必須と考えます。
しかしシングルスロットでは撮り直しが効かないプロの撮影現場でNikon Z7は絶対に選ばれません。
ということはこの値段でプロのカメラマンが選ばないとすると、本当に一部の金持ちがターゲットなのでしょうか?

Nikon Z7の欠点その3 瞳AFがなんと非搭載

各メーカーが競い合うように性能向上を図っているミラーレス一眼機のオートフォーカスシステムですが、Nikon Z7は493点の像面位相差オートフォーカスが搭載されています。

同じ高画素機となるソニーα7RⅢの399点像面位相差AFよりも測距点が多い仕様となっており、高速なピントフォーカスが期待できます。

しかしここで一点気になるのがNikon Z7には瞳オートフォーカスが非対応であるという点でしょう。

瞳AFはPanasonicG9 PROやα7第三世代、α9に搭載された次世代のオートフォーカス機能で、人物撮影の際に瞳を自動検知してピントフォーカスが可能となります。

Nikon Z7の一月後に販売開始が決定されているCanon EOS Rにも瞳AFは搭載予定となっており、これからの一眼カメラには必須の機能として認識されつつあります。

この機能がNikon Z7には搭載されないことになっております。

キヤノン機やニコン機からSONY α7RⅢに乗り換えたプロのフォトグラファーさんがみんな揃ってα7RⅢの瞳AFの良さをアピールしています。

彼らが「絞りF2.0以下でも瞳AFでばっちりピントが来る」と絶賛しているのをいくつかの写真セミナーで私も聞くことがありました。

Nikon Z7はオートエリアAF時の顔認識性能を向上していると公式サイトで解説されておりますが、今話題となっている人気の機能が搭載されていないことは大きな欠点と言えるのではないでしょうか。

参考Nikon Z7 捕捉性能・高速性能|ニコン公式

この動画はNikon Z7のAF性能について、設定を変更しながら様々な撮影環境でテストしてくれています。
顔認識AFについては7分30秒以降で検証していますので、Nikon Z7の顔認識AFについて気になる方はぜひ視聴してみましょう。

Nikon Z7の良いところ

Nikon Z7背面
ここまでNikon Z7を酷評してばかりですが、良い面も紹介します。

Nikon Z7の操作ボタンは非常にスッキリしており、ジョイスティックなどカメラとして必要な機能は一通り揃っています。

ソニーのα7RⅢと比較してみるとカスタムボタン(ファンクションキー。機能呼び出しを自分で割り当てることができる)はあまり用意されていないのかなと言う印象です。
Nikon Z7上部
上部のダイヤルはシングルダイヤル設計で非常にシンプルです。シャッターボタン周りにRECボタンとISO感度ボタン、露出補正ボタンが配置されています。
Nikon Z7の表示パネル
電源を入れると表示パネルが立ち上がり、シャッター速度・絞り値・ISO感度、AFモードが表示されるようになっています。これはNikonらしい仕様ですね。
Nikon Z7の背面液晶モニター
液晶モニターはバリアングル液晶ではなくチルト液晶を採用しています。

ユーチューバーさんがご所望するバリアングル液晶を搭載していないのは、Nikon Z7の購入者にユーチューバーを想定していないというところでしょうか。

ちなみに今後発売されるキヤノンのフルサイズミラーレス EOS Rはバリアングル液晶搭載しております。
押しやすいNikon Z7のシャッターボタン
Nikon Z7のグリップは非常に握りやすく、小指も余らずバッテリーグリップやL型ブラケットは必要としないデザインとなっております。これは高く評価!

Nikon Z7の実機を触ってきた!デメリットを調べてみたよ。 まとめ

こんな感じです。

Nikon Z7の気になるデメリットは

・値段が高すぎる
・XQDカード対応でシングルスロット
・瞳AF非搭載

となります。

Nikon Z7はまだまだニコンミラーレス機のプロトタイプといったところではないでしょうか。
将来的にZ7 MarkⅡへと更新するたびにひとつひとつ改善されることを期待しています。

私にとって今回のNikon Z7実機検証はソニーα7Ⅲを購入して良かったなー。と改めて確認することができる結果となりました。

まさか20万円以上するミラーレス一眼カメラがコスパ最高!なんて思う日が来るとは思いもよりませんでしたが、Nikon Z7のレンズ価格を見るとSONY Gレンズ、Gマスターレンズはバリュー価格なんですかねー。

以上。Nikon Z7 の実機レポでした。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

映像でブランディングするプロの全手法を公開

スポンサーリンク

関連記事

ブログ管理人プロフィール

HN:おーとふぉーかす
Works:ビデオグラファー・映像制作・メディア運営
YouTube歴:7年 持ってるアカウントは4つ。そのうち一つが登録者数1万ちょっと。

このブログは動画クリエイターを支援するためのサイトです。カメラや映像機材の紹介を中心に記事を書かせてもらってます。

カメラ本体・カメラ関連アイテムのレビュー依頼も受付いたします。こちらからお問い合わせください。



また、プロの映像クリエイターから映像制作を学べるオンラインスクールを開催していますのでぜひご参加ください。

最近の記事

ページ上部へ戻る