- Home
- 映像業界のお仕事ってどんなの?
- カメラマンとして仕事を成立させるには?
この記事にはプロモーションが含まれています
エントリー
7.182023
カメラマンとして仕事を成立させるには?

2023年7月に更新しました。
写真や映像が好きでカメラマンの仕事に就きたいと考える方は多いです。
しかし、好きなことを仕事にするのは難しいとよく言われるように、プロのカメラマンとして仕事を成立させるには様々な困難があるのは事実です。
ここではカメラマンとして仕事を成り立たせるためにはどのように取り組めばよいのか?
最適な就職先や撮影技術の習得方法について解説いたします。
いろんなジャンルがあるカメラマンの仕事
撮影した写真や動画を映像制作会社に提供するのがカメラマンの仕事です。
プロのカメラマンともなると、クライアントが求める映像だけでなく、相手がその写真をほしがる構図や内容が含まれた映像を撮影しなくてはなりません。
プロのカメラマンなら、クライアントが望む写真を撮影することができますが、そうなるまでは長期間の経験値が必要になります。
カメラマンはフリーで働く人もいれば、出版社や広告会社、テレビ局やデザインなどの映像制作の会社で社員として勤務する人もいます。
ゆくゆくはプロのフリーカメラマンを目指す人も多いですが、まずは社員で働き、カメラマンとしてのスキルをあげる人も少なくありません。
カメラマンといえば、報道の仕事を思い浮かべる人も多いと思われます。
報道カメラマンはテレビや新聞、雑誌などで報道するために、現場に出向き写真や動画を撮影する仕事です。
同じような仕事でも戦場に出向いて報道するカメラマンのことを、戦場カメラマンと呼びます。
紛争地帯に行き撮影するため、かなり危険な仕事になります。
命を落としたカメラマンも少なくありません。
クライアントから依頼を受け、広告用の写真や撮影するのは広告カメラマンです。
広告用の撮影は人物に限らず、風景や商品になることもあるため、それぞれ専門分野のカメラマンに依頼することが多いようです。
他にもスポーツを専門とするスポーツカメラマン、風景を専門とするカメラマンといったように、カメラマンにはいろいろなジャンルがあります。
最近ではウェディング専門のカメラマンや、記念写真専門のカメラマンなどの仕事も増えており、カメラマンのジャンルは多様化しています。
こちらもオススメ⇒「ブライダル映像の転職を考えている方に経験者の私が伝えたいこと」
プロのカメラマンになるには何が必要?
カメラマンの仕事は、ただ撮影をすれば良いというものではありません。
誰が見ても明確で鮮明な写真を撮れることが、カメラマンとしての最低限必要となるテクニックです。
撮影する上で、構図や光の入り方などもカメラマンは計算しなくてはなりません。
シャッターを押すだけの仕事と思っている人も多いかもしれませんが、実は緻密な計算が必要な仕事になります。
最近では高性能なカメラも低価格で販売されており、撮影後に編集や加工ができる優秀なアプリもたくさん登場しています。
スマホで撮影したとは思えないほどの写真や動画もありますが、全体のバランスや光量などを見ると、やはりカメラマンが撮った写真・映像とは歴然の差があります。
スマホなどのモバイル端末の登場により、誰でも簡単にキレイな写真を撮影できるようになりましたが、ただ撮影が上手なだけではプロになることはできません。
プロのカメラマンに必要とされるのは、クライアントのニーズをイメージどおり仕上げることができるかといった点です。
撮影技術や構図などにこだわっているうちは、本当のプロのカメラマンとはいえません。

アマチュアのカメラマンほどアート性を求める傾向がありますが、プロのカメラマンは自分らしさを消し、クライアントが求めるイメージを表現することができます。
いくら写真を上手に撮ることができても、プロになれないという人はこうした欠点があるかもしれません。
参考:未経験から始められるカメラマンの求人で経験を積むためのポイント
また、カメラ機材をとにかくアップグレードしていくのが、アマチュアカメラマンの特徴です。
高額なカメラ機材を使えば使うほど、写真に対しての作品性を望んでしまいます。
報酬に対してコスパを考えるのがプロのカメラマンですので、良い写真を撮れるからといってプロとして成功するとは限りません。
カメラマンの仕事は独学で可能?
カメラマンになるには特に資格など必要ないため、学校に通わなくてはいけない、誰かのアシスタントにつかなければならないといったルールはありません。
実際にプロのカメラマンの中でも、独学で今の地位を築いた人もいれば、ちゃんとした学校で基礎を習い、仕事をしている人も多いです。
カメラの撮影方法についての知識や情報は、専門雑誌やインターネット上でも得ることができますので、独学で学ぶこともできます。

撮影センスは学校に行ったからといって身につくものではありませんし、独学で経験を積んだからといって得られるものではありません。
学校で学んだり、アシスタントになってアドバイスをもらうことで身につくセンスもありますので、一概にどちらが良いかというのはいえないのがカメラマンの仕事といえるでしょう。
未経験でこれからカメラマンになりたい方は「未経験から始められるカメラマンの求人で経験を積むためのポイント」を解説しているのでぜひ合わせて読んでみてください。
カメラマンになるための近道
カメラマンはアルバイトや見習いから始める方が多い仕事の一つですが、人手不足が深刻な業界でもあるので最初から遠慮してアルバイトを選ぶ必要もありません。
特に20代の方は未経験でもわりと簡単に正社員になりやすいです。
ただし、会社を吟味して選ばないと高い確率で低収入の待遇となってしまいます。
カメラマンの求人は転職サイトや紙媒体の求人広告だけでなく、派遣会社や転職エージェントでも見つけることが可能です。
「未経験者も可」で求人している会社もあるので、遠慮せず積極的にエントリーしてみましょう。
下の記事ではカメラマンの転職でおススメの転職サイト・転職エージェントを紹介しているのでぜひ合わせて読んでみてください。
オススメ⇒映像制作の仕事は転職サイトと転職エージェントのどちらで探すべきですか?
企業にも求職者にもメリットの多いtype転職エージェント
企業の本音を探りたいと思うなら、type転職エージェントがおススメです。
type転職エージェントは企業がどのような人材を求めているか事前に細かく打ち合わせをしているため、ピンポイントの人材とマッチングを行うことが可能です。
もちろん求職者に対しても希望条件をしっかり聞き出し、希望に沿った条件の転職先をtype転職エージェントが紹介します。
type転職エージェントは元々関東エリアのIT企業に強い転職エージェントでしたが、ウェブ動画配信が盛んになっていることで多くのIT企業も映像制作スタッフを募集しています。
またIT企業のほうが映像制作会社よりも給与や福利厚生が充実しているという点も見逃せません。
type転職エージェントには登録しないと確認できない非公開求人もあるので、ぜひ登録して確認しておきましょう。
動画クリエイター向けメルマガ配信中です