映像制作会社の転職で未経験でも面接を成功させるには?

この記事は2024年3月に更新しました。また記事にはプロモーションが含まれています。

 

映像制作会社の面接ではどんな質問がなされるのでしょうか?

 

新卒採用や異業種から映像業界に転職する場合、どんな採用面接になるのか検討もつかないかもしれません。

 

映像会社の面接は一般的な企業(営業職や事務職)の面接とはかなり違います。

 

ここでは新卒の方や業界未経験の方向けに、映像制作会社の面接で失敗しない方法を私の体験談も交えながら解説しようと思います。

 

記事監修者

ビデオ撮影・撮影スタジオ運営 水田 吉紀

2023年 12月 監修者:ビデオ制作ディレクター / MDM合同会社 代表 水田吉紀
2012年 営業職から映像製作会社に転職し、アルバイト、正社員、フリーランスで映像製作の業務に携わる。
2020年 MDM合同会社を設立。ライブ配信業務を中心にビデオ撮影・動画編集の仕事を請け負っている。

未経験で面接を受ける場合の注意点

 

映像制作の仕事に限らず、未経験で面接を受ける場合は気を付けなくてはならない点がいくつもあります。

 

未経験者歓迎とされている求人でも、決して未経験者を優先的に採用するということではなく、未経験者でも面接は可能という意味ではありません。

 

当然業界経験者も応募するし、彼らよりも魅力があると採用担当者に感じてもらわないといけないので気を引き締めて面接に挑みましょう。

 

 

映像業界は未経験者でも採用されますが、やはり経験者は教育の手間がかからないので好まれます

 

面接に行った場合、担当者から間違いなく聞かれるのが、なぜ当社に応募したのか?という質問です。
経験値があるなら、それまでの経験を活かしたいなどと答えることができますが、未経験の場合そうもいきません。

 

どういった理由から前職に就いたのか、なぜ未経験の仕事に転職しようと思ったのか、理由を明確にいえるよう準備しておきましょう。

 

やる気さえあれば面接に受かるようにも思えますが、とにかくその仕事をやりたいという思いだけでは空回りしてしまいます。

 

就きたい仕事の内容をきちんと把握していることと、前職から活かせるスキルなどもアピールすると、面接官に良い印象を与えられるでしょう。

 

映像制作に活かせる資格を取るために勉強しているなら、いつ頃に試験を受ける予定などとアピールするのも有効です。

 

とにかく本気で働こうと思っている姿勢を見せるのがポイントです。

 

また、面接前に転職先の仕事内容や映像業界について、くわしく調べておくことも必要です。

 

 

思いつきや何となく応募したのではなく、本気で働きたいと以前から思って、いろいろ下調べをしていたことを伝えましょう。

 

面接では自分の良い部分をアピールし、面接官に採用させたいと思わせる必要があります。

 

積極的に質問に答える、やる気のあることをアピールするなど方法はいろいろありますが、自分の性格によってはうまく答えられないこともあるでしょう。

 

消極的な性格の人が無理に明るく答えたとしても、面接官にはすぐに見破られます。
だからといって、自分のマイナスポイントを伝える必要はありません。

 

自分でマイナスと思う部分でも、それをプラスに転じて伝えると、好感を得ることもあります。

 

 

面接はあまり背伸びをして何でもできると言わないほうが良いです

 

むしろ自分の得意分野を仕事にどう生かせるか伝えるほうが好感度が高いです。

 

たとえばあまり人とのコミュニケーションが苦手な場合でも、一人でコツコツと物事をやり遂げることができるなどといったように、言い方一つでアピールすることができます。

 

転職回数が多い場合はチャレンジ精神が豊富など、言い回しに気を付ければプラスにとらえられることもあります。

 

面接の最後に何か質問はありますか?と聞かれることも多いですが、聞きたいことがなければ無理に質問を絞り出す必要はありません。

 

待遇面が気になることも多いですが、それだけの質問になると、そこにこだわっていると思われることもありますので、どうしても入社したい場合は避けておいたほうが無難でしょう。

 

未経験より経験者が優遇されることも

 

映像制作で未経験者の募集も可能にしている企業も多いですが、どんな未経験者でも歓迎というわけではありません。

 

自分が企業サイドで考えると分かりますが、もし中途採用をするなら少しでも経験値の高い人のほうが好ましいですよね。

 

企業がどういった理由から未経験者も面接しようと思っているのか、その思惑を読み取らなくてはなりません。

 

未経験者でもOKとしている企業は、これまで募集していても人材が集まらない、または入社してもすぐに辞めてしまうなどといった問題が考えられます。
他にも業務拡大につき、人材確保が必要なケースなどもあります。

 

 

経験者で扱いにくい人を採用するよりも一から教育する方が良いと考える会社も意外と多いです

 

新卒で人材を確保できなかった場合、第二新卒を募集していることもあります。
また、未経験でも業種未経験のみ募集していることもありますので、どういった人材を募集しているか、しっかりチェックしましょう。

 

未経験可能だからといって、応募してくる人が全て未経験とは限りません。
中には豊富な経験を得ている人も応募する可能性がありますので、面接ではどれほどやる気があるのかアピールすることが大切です。

 

未経験者でも雇用する会社だと、実務経験よりやる気のある人材を求めているように思えますが、経験者だとすぐに辞めてしまう会社だとも考えられます。

 

社員がすぐに仕事を辞めてしまう原因として考えられるのは、仕事内容がきつい、休日が少ない、パワハラが横行されているなどといった、いわゆるブラック企業であることもあります。

 

 

 

休日が少ないのは映像業界の特徴とも言えるかもしれませんね

 

実際に映像制作会社は残業も多く、納期次第では急な休日出勤も当たり前になる場合も少なくありません。

 

必ずしも映像制作会社がブラックだとは限りませんが、一般的な企業より仕事が忙しかったり、仕事状況によっては残業もやむを得ない職種だと理解しておきましょう。

 

映像制作でどんな職種につきたいか決めておくこと

 

映像制作の会社で働きたいと思っても、どんな職種の仕事をしたいか明確にしていないと、もし面接に進めたとしてもミーハーな気持ちだと思われてしまいせっかくのチャンスを逃してしまうこともあるでしょう。

 

映像制作とひと口にいっても、さまざまな職種があります。
まずは自分がどのような仕事に就きたいか、考えておかなくてはなりません。

 

映像制作の仕事は、技術と制作の2種類に大きく分けることができます。
制作は企画やアイデア力が必要とされる、クリエイティブな職種になります。

 

 

制作にはディレクターやプロデューサー、構成作家や演出、制作デスクなどといった職種があります。
ディレクターやプロデューサーはアシスタントからスタートし、経験を積んでいき役職をあげていきます。

 

映像制作のトップはプロデューサーなので、映像制作の仕事に就きたいと思うならプロデューサーを目指す人も多いかもしれませんね。
プロデューサーは予算を決め、スタッフや役者、クライアントや代理店の折衝、スケジュール管理などを行います。

 

ディレクターは映像内容を管理する職種です。
制作そのものを管理するのがプロデューサーとすると、ディレクターは制作だけでなく演出なども管理する仕事になります。

 

実際にはディレクターがスケジュール管理やスタッフや役者の折衝をすることも多く、プロデューサー業と兼務していることもあります。

 

撮影や照明、映像の編集などを行うのが技術スタッフです。

 

撮影と編集とでスタッフが分けられることがほとんどです。
それぞれアシスタントがついていることが多く、いきなりカメラマンや照明担当になることはできません。

 

大道具や演者の衣装、小物などを立案し用意するのが美術の仕事です。

 

スタイリストやメイクなども美術スタッフに含まれます。
また、最近では映像制作の際にCGを用いることも多いので、専属のスタッフがいることもあります。

 

 

映像業界は未経験でも働ける?

 

映像関係の仕事は高い技術力が必要となるので、ある程度の経験値がないと中途入社は難しいと考えがちです。

 

しかし映像制作は常に人手不足な場合の会社も多いので、未経験でも可能な会社も少なくありません。

 

もちろん経験があるほうが内定確立も上がりますが、未経験だからといって不採用になるわけではありません。

 

映像制作は技術の必要な仕事ですが、それ以上に単調な作業が続くことも多く離職する人も多いとされています。

 

また仕事内容がハードなため、体力的な問題で辞める人も少なくありません。

 

 

スタッフの平均年齢が低い会社は、若い人でないと続かない会社であるとも考えられます

 

こうした背景を考えると、面接で経験値の高い人を雇うより、何もしらないやる気のある未経験者を雇ったほうが先入観なしで働いてくれるので、企業側としても雇用しやすいという点もあるのではないでしょうか。

 

また、映像制作会社ではパートやアルバイトも多く募集しています。
どうしても就職したい会社の場合なら、まずはアルバイトから始めて、そこから正社員を目指すという方法もあります。

 

アルバイトは単調作業を任されることが多いですが、パソコンスキルが高い人だと社員のアシスタント業務を任されることもありますのでそこからチャンスがめぐってくることもあります。

 

将来的には正社員になりたいことを面接で伝えておき、実務で他の人より上回る能力を見せつければ、社員になれる可能性も上がるでしょう。

 

アルバイトからキャリアアップする方法については「映像会社で正社員を目指すならバイトが近道って知ってた?」で解説しているので合わせて読んでみてください。

 

業界未経験者が映像会社への転職をうまく進めるコツ

わたしも全く未経験から映像業界へ転職しましたが、最初はアルバイトからスタートしています。

 

アルバイトで一年ほど経過したあたりで契約社員の話をもらいました。

 

前職の経験でweb制作について他人よりも知っていることが買われたみたいです。

 

映像会社は専門的なソフトを使うので、意外と他のことに得意な方がいません。

 

事務経験があってでoffice系ソフトが得意とか、営業職の経験があり商談が得意などアピールできることは何でもするほうが良いですよ。

 

未経験で映像業界にチャレンジしたいならシリコンスタジオエージェントを利用しよう

 

今の仕事に不満がある場合、転職を考える人も多いことでしょう。

 

しかし新たな仕事にチャレンジしたいと思っても、その業界や職種の未経験者だと転職にも消極的になってしまうのではないでしょうか。

 

未経験者でも可能としている求人は多いですが、実際に面接に行ってみると、経験者が優遇されていることも少なくありません。

 

企業によっては経験値より本人のやる気を重視している場合もありますが、応募側からするとそうした事情は見えてこないものです。

 

ムダな時間を費やすことになりますので、できるだけ転職活動における時間を有効に使いたいですよね。

 

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未経験の業種や職種にチャレンジしたいなら、シリコンスタジオエージェントを利用してみるという方法もあります。

 

シリコンスタジオエージェントは人材を募集している企業と転職希望者のマッチングを行ってくれる就職支援サービスなので、企業の本音を前もって探ることも可能です。

 

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未経験でも歓迎してくれるのか、それともできるだけ経験者を優遇したいのかなどを、シリコンスタジオエージェントが転職希望者に代わって企業に話を聞いてくれます。

 

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元々シリコンスタジオエージェントはゲーム制作会社の求人に強いのですが、動画配信スタッフを募集している企業が増加中なので映像関連の転職を考えている方もチェックしておくべきでしょう。

 

 

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