レンズフードを取り付けるべき3つの役割・必要性と正しい取付け方

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レンズフードの必要性・役割

レンズフードは一眼レフカメラなどで標準レンズや広角、あるいは望遠レンズの先端に取り付ける円筒形のアクセサリーのことである。

レンズフードの必要性について疑問視する人は少なくないが、レンズフードには以下のような3つの役割がある。

1.ゴーストやフレア等の光の映り込みを防ぐ

1つ目は、ゴーストやフレア等の光の映り込みを防ぐことである。

写真に映り込む光の玉や輪をゴースト、写真の一部や全体が白っぽくなることをフレアという。

ゴースト フレア
ゴースト フレア
逆光で撮影したときに映り込む光の輪をゴーストと呼ぶ。 太陽のもとで撮影したときに写真全体もしくは一部がモヤがかかったように白っぽくなり、シャープさが失われる状態をフレアと呼ぶ。

 

レンズフードはレンズに直接強い光が入るのを防ぐ効果があるので、ゴーストやフレアが写ってしまう確率を低くすることができるのである。

レンズフードには円形フードと花形フードがあるが、どちらもゴーストやフレアを防ぐ効果がある。

花形フード 円形フード
レンズフード花形 レンズフード円筒形

円形フードと花形フードの違いは花形フードの方が遮光特性が高いため
よりゴーストやフレアを防ぐ効果が高いことである。

ただし、花形フードはきちんとレンズに取り付けないと、ケラレという黒い影が写ることがあるので注意が必要である。

2.ガラスの反射・写りこみを防ぐ

2つ目は、ガラスに反射したものが写りこむのを防ぐことである。

ガラス越しに写真を撮るとガラスに自分が写ってしまうことがある。
しかし、レンズフードを付けることで簡単にこれを防止することができるのである。

3.レンズを守る

3つ目は、レンズを守ることである。
撮影中やカメラを置く時等に誤ってレンズをぶつけてしまうことがある。
また、誤ってレンズに触ってしまったり、撮影中に雨が降ってきてレンズが濡れてしまうこともある。

しかし、レンズフードを付けていればそういった事故を防ぐことができるのである。
高価なレンズを使っている場合は、特にレンズフードの重要性は高いといえる。

レンズフードの役割と使い方

撮影対象にレンズを向けて撮る場合、周囲からの強い光線を遮断するためにレンズフードを取り付けて撮影に臨む。

その他にレンズフードは硬いものに衝突してレンズが破損するのを防ぐ役割も持っている。

レンズの保護という点ではレンズ保護フィルターを合わせて使うことも多い。
保護フィルター
レンズフードはメーカーによって円筒のものや円錐状に広がる形のもの、花のように4方に弁状に凹凸のあるものもある。
内外とも色は黒の場合が多く、内面反射の防止策がとられている。

商品によって取り付け方法が異なるレンズフード

ねじ込み式

円筒形フードやメタル素材のフードに多いのがねじ込み式のレンズフードだ。
比較的安価な商品が多い。取り付け角度が変わると効果が無くなる花形フードはねじ込み式がほとんどない。

スプリング式

2ヶ所にあるピンを指で押さえてスプリングの反動で内側から外側に向って固定する方式になっているものがスプリング式だ。
脱着は指の2本を使って瞬時にできる仕組みになっていて、これを取り外すとレンズキャップをその部分に取り付けてレンズを保護する。

バヨネット式

花形フードに多いのがこのタイプ。回してカチッと音がしたところで固定される。
交換レンズ購入時に付属される純正フードはバヨネット式が多い。

レンズフードの正しいつけ方の手順

レンズフードの取り付け方の手順を動画で解説してみた。
取り付けたレンズフードはいずれもバヨネット式だ。

レンズ交換を行う場合にはレンズケースからレンズを取り出しておいて
既存のレンズをカメラの前面にあるボタンを抑えて回転させ、レンズをはずす。

レンズフードはレンズに反対側にかぶせ、レンズキャップを付けてレンズケースに収める。

新たに取り付けるレンズをレンズの結合部に取り付けて回転させ、一定の位置においてカチッと音がしたら取替えが完了する。

ここでレンズキャップをはずし、レンズフードは取り出した反対側に向けて2ヶ所を指で止めて固定する。

たいていの場合にはカメラのホルダーを首にかけたり、三脚を利用することで常に安定感を保てて事故も少ないものである。

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