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30万以下のパソコンでα6500の4K動画を編集してみた!サクサク動く?

この記事は2018.2月に更新しました。

前回のエントリー「マウスのDAIV DGX750M1-SH5を使ってみたよ」の続きです。

マウスコンピューターのクリエイターPC DAIVシリーズの中でも6コア以上のCore i7を搭載するDAIV DGX750シリーズをお借りしました。

DAIV DGX750M1-SH5は30万円以内で購入できて、プロの動画クリエイターさんが手に届きやすい価格設定となっているのも魅力です。

しかし、パソコンは実際に使ってみないと性能はわからないですよね。

ここではマウスコンピューターさんの30万円未満のPCで4K映像編集が快適にできるのかどうか?

動画編集ソフトのPremiereProとDaVinci Resolveを使って検証してみようと思います。

30万以下のパソコンでα6500の4K動画を編集してみた!サクサク動く?

ちょうど秋の紅葉シーズンでしたので、SONY α6500を持って撮影してきましたよ。

使用したカメラとレンズはSONY α6500とSony E PZ 18-105mm f/4 G OSSです。

ピクチャープロファイル設定はPP8([S-Log3]ガンマとS-Gamut3.Cineのカラーモードを用いた設定例)に設定しました。

上の写真はα6500のPP8設定で間違って写真撮影したものです。

PP8で動画撮影しているときでも、思わずシャッターチャンスがあると写真を撮ってしまいますよね。

そんな時ピクチャープロファイルをOFFにしないとこんな感じのどうしようもない写真が撮れてしまうヤツです。

α6500にはガンマアシスト表示という設定があって、Log撮影時にLUTを適用した映像を液晶モニターに表示させることができるので便利ですよ。

京都 嵐山まで行ってまいりましたので、紅葉の映像を使って動画編集・カラーグレーディングしていきましょう。

今回検証するBTOパソコン DAIV DGX750M1-SH5

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CPU:インテル Core i9-7900Xプロセッサー (10コア/ 3.30GHz/ TB時最大4.50GHz/ 13.75MB スマートキャッシュ/ HT対応)
グラフィックス:GeForce® GTX 1080 (8GB)

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DaVinci Resolve・PremiereProで編集・カラーグレーディングを検証

それでは早速 DAIV DGX750M1-SH5 に動画編集で使用するDaVinci Resolveをインストールします。

DaVinci Resolve14はLogで撮影した映像を編集・カラーグレーディングできるソフトです。
これ一つでファイル書き出しもできるので便利ですが、これまで使ってきた動画編集ソフトから離れるのがイヤって方もいるでしょう。

映像業界ではカラーグレーディングのお仕事についてはDaVinci Resolveが定番になりつつあります。
しかし動画のカット編集はDaVinci Resolve以外の編集ソフトを使うことのほうが多いので、ここではDaVinci Resolveでカラーグレーディングをして、動画のカット編集はPremiereProでやってみます。

DAIV DGX750M1-SH5がどちらのソフトでも快適に動くのかどうかを検証してみることにしましょう。

PremiereProもインストールしてみましょう。

まず編集の流れはα6500で撮影した4K ピクチャープロファイル「PP8」の映像をDaVinci Resolve14で読み込んで、LUTを適用して色を出します。

一度XML出力してPremiereProで読み込み、カット編集を終了します。

そして次に再度DaVinci Resolveで色の調整を行います。

DaVinci Resolve14で4K動画をLUT適用。PCは快適に動く?

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撮影した素材をすべてDaVinci Resolveのメディアページで読み込みます。

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次に使用するすべてのクリップをエディットページのタイムラインに乗せます。

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次にカラーページに移って、すべてのクリップにLUTを適用します。
今回PP8([S-Log3]ガンマとS-Gamut3.Cineのカラーモードを用いた設定例)で撮影しましたのでSLog3SGamut3.CineToCine+709を適用します。

ここまで処理待ちもなくサクサクと作業は進みましたよ。

試しにLUTを適用した映像を再生してみましょう。

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CPUとGPUの負荷は上のようになりました。

次にこの映像をデリバーページで出力してみます。

これからPremiereProで編集しますので、PremiereProXMLに出力します。

出力する際の設定はこんな感じです。
フォーマットはQuickTime。コーデックはUncompressed(非圧縮)RGB-8bitに設定しています。

α6500の内部収録は8bitが限界なので10bitにしても多分意味はありません。

このようにDaVinci ResolveでLUTをあてただけのタイムラインを書き出すと、色の着いたクリップを書き出すことになります。

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書き出し中のCPU・GPUの負荷はこんな感じです。

4K映像のクリップ合計1分4秒のPremiere XML書き出しが17分ほどかかりましたよ。

ちなみに今回のようにDaVinci ResolveでLUTをあててから他の編集ソフトで編集する場合はデータ保存容量に注意してください。
非圧縮ファイルが生み出されてメチャクチャ膨大なファイルサイズになります。

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今回のファイルサイズは173GBになりましたよ。あなおそろしや。

PremiereProで4K編集をしてみる。DAIV DGX750M1-SH5は快適か?

次に出力したファイルをPremiereProで読み込んでカット編集を行います。

PremiereProの「読み込み」を選択し、DaVinci Resolveで書き出したXMLを選択します。

するとDaVinci Resolveで書き出したファイルをPremiereProで編集することが可能になります。

PremiereProではカット編集・トランジションの適用・タイトル(テキストテロップ)の適用を検証してみます。

Premiere通常再生時のDAIV DGX750M1-SH5の負荷はどうよ?

カット編集をしている最中のCPU・GPU負荷を確認してみました。

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CPU・GPUの使用率は全然少ないのにプレビューはかなりカクカクしています。

うーん。なぜでしょうか?

とにかくプレビューはスムーズに行いたいのでプレビュー画質を下げることにします。

1/8まで下げるとなんとか再生できるようになりました。

ただしこれでもスムーズとは決して言えません。

トランジション適用時の負荷はどう?正常に再生できる?

トランジションを適用するとCPUに大きな負荷をかけるので、低スペックのPCの場合途中で編集ソフトが停止したりします。

そのため頻繁に保存するクセをつけておく必要があるのですが、ちょっとやそっとのトランジション適用でも動じないパソコンを選びたいですよね。

トランジション適用時のDAIV DGX750M1-SH5のCPU・GPU負荷をチェックしてみました。

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再生ヘッドがトランジションの上を通過してもCPU使用率が増えることはありませんでした。

プレビューは相変わらず時々カクつきますが、トランジション時に顕著に起こるといった不具合はありません。

Premiereはトランジション適用時も変わらないのでしょうか?

タイトルを加えた時の負荷はどうなの?DAIV DGX750M1-SH5は快適か?

次に文字タイトルを適用してみます。

PremiereProをしばらく使っていなかったのですが、いつの間にかバージョンアップしていたようでタイトルテキストの入力方法が変わっています。

以前はタイトラーが開いて編集できていましたが、最新のPremiereProはエフェクトコントロールパネルで変更するようになっていますね!

CPUの負荷はこんな感じになりました。CPU・GPUともに変わりませんね。

次にPremiereProで出力します。

この後DaVinci Resolveで再度カラーグレーディングを行います。

その場合はPremiereProでAAFに書き出しを行います。

書き出したAAFをDaVinci Resolveで読み込むことでpremiereProで編集したタイムラインをDaVinci Resolveでも反映することができます。

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PremiereProのメニューバー「ファイル」⇒「書き出し」⇒「AAF…」を選択します。

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AAF書き出し設定のウィンドウが開くので、「ビデオをミックスダウン」にチェックを入れて「OK」を押します。

DaVinci Resolve14でセカンダリーグレーディング

再びDaVinci Resolveを起動して、新規プロジェクトでPremiereProから書き出したAAFを読み込みます。

「プロジェクト設定を自動で設定」と「メディアプールにソースクリップを自動読み込み」にチェックを入れて「OK」です。

「クリップが見つかりません」という表示が出た場合はDaVinci Resolveから書き出したクリップが入っているフォルダを選択することで解決できます。

するとPremiereProで編集したタイムラインがDaVinci Resolveで読み込むことが出来ました。

ではDaVinci Resolveのカラーページで最終的な色味の調整を行いましょう。

全体の色のトーンに少し赤を加えてみたり、色々できますよ。

また、白飛びしていた空の部分だけを抽出して、青い空の色を戻すことができます。

参考⇒DaVinci Resolveで青空をきれいにカラーグレーディングする方法

この状態でCPUの負荷はこんな感じになりました。

なお、Premiereで使用していたものと同じクリップをDaVinci Resolveで使っているにもかかわらず、DaVinci Resolveでは滑らかにプレビューされます。

もしかしてPremiereProのプレビューでカクカクする原因は読み込むファイルのサイズなのでしょうか?

30万以下のパソコンでα6500の4K動画を編集してみた!サクサク動く? まとめ

今回はDaVinci ResolveとPremiereProで作業を行い、マウスコンピューターのクリエイターパソコン DAIV DGX750M1-SH5の快適性を検証してみました。

PremiereProのほうではCPU・GPUの使用率はそれほど大きくないにもかかわらず、プレビューではカクつきが起こりました。

カメラから読み込んだままの4Kクリップのほうがファイルサイズがはるかに小さいので、一度PremierePro単体での検証もやってみようと思います。

DAIV DGX750M1-SH5とPremiereProで4K編集をやってみました!
4K動画の編集は8コアのCPUで快適にできるのか?

CrystalDiskMark

ちなみにDAIV DGX750M1-SH5のSSDの読み書きスピードもCrystalDiskMarkで調べてみました。

参考:CrystalDiskMarkの使い方と結果の見方 SSD徹底解説!

DAIV DGX750M1-SH5はDaVinci Resolveによる4K動画編集とカラーグレーディングは快適にできそうです。

8コアCPUの威力を感じましたよ。

今回検証したBTOパソコン DAIV DGX750M1-SH5

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CPU:インテル Core i9-7900Xプロセッサー (10コア/ 3.30GHz/ TB時最大4.50GHz/ 13.75MB スマートキャッシュ/ HT対応)
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