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有名ユーチューバーしか知らない動画撮影7つの原則

高価なカメラで動画撮影しているのにどうしても素人臭い動画になってしまう。

漠然とこんな悩みを持っていた数年前の私。

プロから動画撮影や編集方法を学んでみると、実はかなり細かい撮影のルールがあることが分かりました。

初心者のユーチューバーは撮影ルールを知らないために素人くさい動画になってしまっていると言えます。

このエントリーでは、プロカメラマン、プロの編集者から学んだ動画制作7つの原理原則を解説します。

高品質な動画製作をするためにきっと役に立つと思います。

ベテランのカメラマン・映像編集者しか知らない動画制作7つの原則

「イマジナリーライン」について聞いたことがありますか?
イマジナリーラインは映像の仕事をしている人にとって常識中の常識…だったそうです。

「だったそう」と言う理由は、最近はイマジナリーラインについて知らないカメラマン・映像編集者が増えているからだそうです。

テレビの視聴者離れのおかげで、映像制作会社が一つの番組制作にかける予算が縮小しています。

そうすると現場経験を積んでいないスタッフが監督とカメラマンを兼任するようになっているので、映像制作の原理原則を守られていない動画がテレビ番組でも氾濫しています。

しかし映画や一流の映像作品はイマジナリーラインの原則が守られています。

イマジナリーラインについて全く知らずに撮影すると、素人っぽい映像作品に仕上がってしまいます。

この動画ではイマジナリーラインについて解説されています。
イマジナリーラインについて聞いたことがないのなら、ぜひこの動画「カメラワークとカメラアングル」を視聴してみましょう。

イマジナリーラインとは?

イマジナリーラインとは別名「会話線」とも呼ばれ、会話のシーンなどで二人の頭を結んだラインのことを言います。

imajinari

イマジナリーラインを越えて撮影してはいけません。
編集でカットをつなぐ際、イマジナリーラインを越えるカット同士を繋げるのはタブーです。

イマジナリーラインを超えると動画中の顔の向きが反転し、動画の視聴者が状況判断に迷ってしまいます。

特に対談映像でイマジナリーラインを越えると、映像の不自然さに一瞬、視聴者が困惑してしまい肝心の会話内容が頭に入らなくなると言われています。

イマジナリーラインを越えて撮影するには

とは言っても、同じ位置で撮影したままでは絵が変わらず、単調でつまらない動画に見えてしまいます。

時にはイマジナリーラインを越えて撮影する必要があります。

では視聴者を困惑させないでイマジナリーラインを越えるには、0どのように撮影し、どのように編集すればよいでしょうか?

それには2つの方法があります。

1.イマジナリーラインをまたぐカットを1カット入れる。

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カメラマンがイマジナリーラインをまたぎながら、撮影することでカメラの立ち位置が変わることが視聴者に伝わります。

2.イマジナリーライン上から撮影したカットを1カット入れる。

イマジナリライン上で撮影した映像を1カット入れます。

この場合、二者が入るようになるべくワイド(引き)で撮影します。

2.は狭い場所で撮影するときは限界がありますが、イマジナリライン上のワイド(レンズの広角側、完全にズームアウトした状態)で撮影したカットが入ることで、その後イマジナリーラインを越えても視聴者は不自然さを感じません。

撮影経験がまだ十分でない場合、イマジナリーラインがすぐに思い浮かばないかもしれませんが、分かった人はすぐに利用できると思います。

初心者動画から一歩抜け出す映像技術です。

ベテランカメラマンがよく使うカメラアングル

被写体に対するカメラの角度をアングルと呼んでいます。

アングルが変わることで視聴者へ与える印象も変化します。

ベテランカメラマンはアングルについて熟知しているので間違ったアングルを選びません。

しかし、初心者のカメラマンは間違ったカメラアングルで撮影してしまいます。

基本の被写体とカメラの高さは目の高さまたは胸の高さがベーシックな位置です。

しかし、視聴者を飽きさせないために他のアングルも利用する必要があります。

ハイアングル

ハイアングルとは目の高さよりも上から撮影する方法です。

コンビニの防犯カメラの位置をイメージすると分かりやすいかもです。

俯瞰撮影とも呼び、状況が冷静に見えます。
被写体の立場を弱く見せます。

ドラマでは部下と上司の関係を視聴者に伝わりやすくするために、部下役のキャストをハイアングルで撮影するのがセオリーです。

また、ハイアングルで人物を撮影すると人物が若く見えます。
女性はハイアングルで撮影してあげるとキレイに映ります。

しかし、ユーチューバー定番の自分撮り動画でハイアングルは避けましょう。

ハイアングルは気持ちが伝わるアングルではありません。

ローアングル

ローアングルは被写体の目の位置よりも下から撮ります。
被写体を見上げるような映像になりますので、被写体の人物が尊大・偉大に感じてきます。

煽り撮影、煽って撮るなんて表現もします。

ローアングルの効果は男性を力強く撮れます。
セミナー撮影では講師を威厳あるように感じさせるためによく使われるアングルですね。

ベテランカメラマンの三脚カメラワーク

撮影時の手ブレを軽減するには三脚にカメラを乗せて撮影するのが一番です。

カメラを三脚に載せて左右に動かすのはパンニング
上下に動かすことを縦パンまたはティルトと言います。

三脚を使うと撮影がずいぶん楽になります。

三脚撮影でやってしまいがちなカメラワークが右から左へそしてさらに左から右へカメラを振り回す往復パンニングです。

パンニングの往復は素人っぽさが丸出しになってしまいます。
パンニングは右から左で1カット
左から右で1カットとして使います。

撮影時に往復しても、編集で必ず分けて使います。

素人丸出しのズームイン・ズームアウトとは?

ビデオカメラにはズーム機能があります。
ズーム側を望遠、ズームアウト(ズーム無)側を広角と呼びます。

ズーム機能は被写体と距離が離れていても撮影できるので、とても便利なのですが、初心者はズームを使いすぎる傾向があります。

何でもかんでもズームするのは初心者丸出しです。

ズームを使うときはどのサイズまでズームイン、ズームアウトするのか、あらかじめ考えて行わないとダサい映像になります。

また、ズームインしてすぐにズームアウトするのも初心者っぽく見えます。

往復パンニングと同じく、行ったり来たりのカメラワークはしないこと。
ズームインしたら一度左右どちらかにパンニングするか、別のカットを撮影します。

また、ズームを使った状態で移動撮影するとブレが激しくなります。酔いそうな映像になります。

移動撮影はズームアウト(広角側)で撮影しましょう。

有名ユーチューバーしか知らない動画撮影7つの原則 まとめ

今回挙げた7つの原則はプロの撮影マンが日々心がけていることです。

面白い動画を作るにはアイディアや経験が必要かもしれません。

しかし、「見られる」動画を作るのは、視聴者が不快に思うことを徹底排除することで意外と簡単に実現します。

  • イマジナリーラインを超えて撮影しない。編集をするときイマジナリーラインを越えているカットをつなげない。
  • イマジナリーラインを越えて撮影するときはこのエントリーで説明した2カットのどちらかをインサートする。
  • ハイアングル・ローアングルの特性を理解して適切なタイミングで使う。
  • パンニングで往復したカットを使わない。左パン、右パンと分けて使う。
  • ズームイン・ズームアウトをむやみやたらと使わない。
  • ズームイン(アウト)する場合、サイズを決めてから行う。
  • 移動撮影中はズーム(望遠)を使うと手ブレが激しくなるのでなるべく使わない。

守るべき項目が多いように思えますが、短時間の動画であれば難しくありません。

動画の原理原則を守って、一刻も早く素人くさい動画から抜け出しましょう。

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