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GPUはムダ?動画編集用PCとグラフィックカードの秘密

この記事は2017.11月に更新しました。
GPUはムダ?動画編集用PCとグラフィックカードの秘密

動画編集用パソコンに求められるもの———、どの視点からみても第一にいえるのが性能(スペック)です。

その中でも忘れていけないのがGPU。動画編集を快適に行うための大切なパーツです。

実はGPUの性能は高いものほど良い訳ではありません。

ここでは、動画編集用パソコンでおすすめのGPUの性能についてお話ししますね。

CPUの負荷を軽減する『GPGPU』

GPUはムダ?動画編集用PCとグラフィックカードの秘密

GPUはグラフィックス描写に対して処理を行うことを得意とする半導体チップです。

パソコンで文章作成ソフトや表計算ソフトを活用して作業を行うとき、本来ならそのようなことはCPUが処理を行います。

この間、GPUはほとんど処理を行いません。

これではせっかくの機能をフル活用できているとは言えなかったのです。

そこでCTUが行う作業の一部をGPUがサポートすることによってCPUの負荷を少なくし、全体のパフォーマンス向上を図るという開発がされました。

それがGPGPUと呼ばれるものです。

『GPGPU』とは、GPUがグラフィック以外の汎用(はんよう)処理にも対応できる技術のことです。

参考:【GPGPU:その1】GPGPUとは? いったい何ができるのか?

このようなGPGPU性能が発揮できるGPUをNVIDIAとAMDが開発・提供しています。

GPGPUと相性が良いPremierePro

実はすべての動画編集ソフトがGPGPUの能力を活用できる訳ではありません。
(GPGPUを活用できない動画編集ソフトの演算処理はすべてCPUが担うことになります。)

GPUはムダ?動画編集用PCとグラフィックカードの秘密

例えばAdobe PremireProではNVIDIAのGeforceとQuadroを推奨GPUに指定しています。

参考:Adobe Premiere Pro CC 2017 の必要システム構成と言語バージョン

この場合はパソコンにどちらかのGPUを搭載することで3Dレンダリングや動画エンコードなどの処理が高速化されます。

この動画「QUADRO K4000の実力検証!動画エンコード時間は変わるのか?」はユーチューバーKazuさんがGPGPUであるQuadro K4000を使って動画エンコードの処理能力を検証してくれています。分かりやすいのでぜひ見てみましょう。

GPGPUを搭載しても効果が薄いEDIUS

これに対してEDIUS Pro8の仕様書を確認するとGPUの細かい指定はありません。

EDIUS Pro 8 の動作環境

このような動画編集ソフトはGPGPUを搭載したとしてもCTUが主に演算処理を行いますので、高性能なグラフィックカードを搭載してもその効果は限定的です。

そのような理由からEDIUS Pro8の場合はグラフィックカードに予算を積むよりも、CTUのグレードアップやメモリーの増強に予算をまわす方が良いということになります。

GPUはムダ?動画編集用PCとグラフィックカードの秘密 まとめ

GPUはムダ?動画編集用PCとグラフィックカードの秘密

動画編集は、4K対応の動画も増えたことから、ますます取り扱うファイルサイズは大きくなってきました。
さらに処理が複雑化すればするほどに並列処理を行える環境とそうでない環境とでは、速度パフォーマンスに大きな差が生じます。

動画編集ソフトによって最適な使用環境が違ってきます。

動画編集ソフトウェアの使用環境を必ず確認し、最適なパソコンを選択しましょう。

余談ですが、NVIDIA社ならGeForceであれば8400GS以降、AMD社のATIならRADEON HD4300以降というように、使用環境にかなり細かい必須条件を用意しているアプリケーションもありますので、合わせて確認してください。

また、NVIDIAのグラフィックカードの中にもGeForceとQuadroがあります。
この両者もかなり性質と用途が異なるグラフィックカードなので違いを理解しておきましょう。

参考:動画編集用パソコン選びでQuadroは本当に必須なのか?

動画編集用パソコンでオススメのショップ

映像制作会社で実際に使われているBTOパソコンショップを人気順に並べました。
BTOショップでは動画編集用パソコンのことを「クリエイターパソコン」と呼んでいます。

マウスコンピューター

マウスコンピューター/G-Tune
マウスコンピューターには映像クリエイター向けのパソコン「DAIV」シリーズがあります。
マウスコンピューターの動画編集用パソコンは壊れにくいことで映像業界では非常に評判が良いです。
24時間年中無休の電話サポートや迅速に修理対応してくれるところが忙しい映像制作会社に支持される理由です。

他のBTOショップよりもお値段がちょっと高めの設定なので予算に余裕がある方、一台のパソコンで長く使いたい方はマウスコンピューターがオススメです。

マウスコンピューターのクリエイターパソコンを調べる

パソコン工房

パソコン工房「Kaby Lake」搭載パソコン

パソコン工房の動画編集用パソコンも多くの映像制作会社で導入されています。
理由はスペックを同じにして比較した場合、パソコン工房さんが安いことが多いからです。

また全国展開しているので、修理にも持ち込みしやすく電話でのサポートも結構親切です。
ネットでカンタンに注文できることもメリットの一つ。動画編集用ならクリエイターパソコンを選択しましょう。

パソコン工房のクリエイターパソコンを調べる

ドスパラ


ドスパラのクリエイターパソコンも映像会社では人気です。

全国展開のBTOパソコンショップなのでサポートや故障の時も安心。
ノートPC・デスクPCともにPremiereProCC・AfterEffects専用モデルなども用意されています。

ドスパラのパソコンも安定感があることで映像業界では定評がありますよ。オススメ!

ドスパラの動画編集PCを調べる

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動画編集はAdobePremiereProCCがオススメです。

PremiereProCCはユーチューバーや動画クリエイター御用達の動画編集ソフトです。
業務用動画編集ソフトとしても利用されています。
PremiereProCC単体なら2,180円/月で使えます。
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HN:おーとふぉーかす
Works:ビデオグラファー・映像制作・メディア運営
YouTube歴:7年 持ってるアカウントは4つ。そのうち一つが登録者数1万ちょっと。

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